音質がさらに向上したシリーズエントリー機
着実な進化を遂げたECLIPSE「TD307MK2A」をデスクトップオーディオで活用!
■ECLIPSE TDシリーズが揃って進化した
ECLIPSE TDシリーズは2001年の導入以来、小改良を積み重ねて来たが、今年に入って主力のTD510、TD508がMK3に揃って発展した。
エンクロージャーの容積がアップし、やや大型化。ドライバーや構造にも手が入り、登場以来最大の進化となった。それに先立ってフラグシップのTD712zが2009年にMK2へ進化しているから、ECLIPSE TDシリーズの多くがメジャーバージョンアップしたことになる。そうなると読者の皆さんは気になるに違いない。シリーズのベストセラーである3シリーズはどうなったのかと…。
ECLIPSE TDシリーズの各機種の性格を要約すると次のようになる。
5シリーズはコンセプトに最も忠実、タイムドメイン理論の音の魅力を純粋に楽しめるTDの原器。フラグシップの7シリーズは、タイムドメイン理論のパフォーマンスを最大限に拡張した、プログレードのリファレンスモニター。
最後に、3シリーズはこう言えそうだ。シンプルイズベスト。ECLIPSE TDシリーズのハイスピードで色付きのない音の魅力をコンパクトな筐体に凝縮し、幅広い層がタイムドメインにコンタクトできる製品だ。
■3シリーズにも「TD307MK2A」を投入
TD307MK2Aはタイムドメインの魅力を凝縮したECLIPSE TDシリーズのエントリーモデルだが、その一方で上位機種にない特長がある。小型軽量性を活かして様々なソリューション(設置性)が実現できるのだ。TD712zMK2はもちろん、TD510MK2、TD508MK3も床置きスタンド/ベースを使った通常設置を基本としている。しかしTD307MK2Aの場合、コンパクトな筐体をDIYでオンウォール、オンシーリング設置しているユーザーも多い。あらゆる空間で大きな音場表現力を発揮する稀有なスピーカーシステムなのだ。
3シリーズは最初からこの用途を考慮し、贅肉をギリギリまで削ぎ落として誕生した製品である。このためドライバーの口径を変えたり、エンクロージャーの容積を拡大することがなかなかしづらい。上位機種と比較して、モデルチェンジしづらい製品といえる。しかしこの初夏、上位機種と同じタイミングでマイナーチェンジによる進化が図られた。どこがどう変わったのか。注目の「TD307MK2A」についてみていこう。
さて、筆者の目の前にあるTD307MK2Aは一見した所、前世代機のTD307IIと変わりがない。事実、エッグシェル型のエンクロージャーの内容積も同一である。
ECLIPSE TDシリーズは2001年の導入以来、小改良を積み重ねて来たが、今年に入って主力のTD510、TD508がMK3に揃って発展した。
エンクロージャーの容積がアップし、やや大型化。ドライバーや構造にも手が入り、登場以来最大の進化となった。それに先立ってフラグシップのTD712zが2009年にMK2へ進化しているから、ECLIPSE TDシリーズの多くがメジャーバージョンアップしたことになる。そうなると読者の皆さんは気になるに違いない。シリーズのベストセラーである3シリーズはどうなったのかと…。
ECLIPSE TDシリーズの各機種の性格を要約すると次のようになる。
5シリーズはコンセプトに最も忠実、タイムドメイン理論の音の魅力を純粋に楽しめるTDの原器。フラグシップの7シリーズは、タイムドメイン理論のパフォーマンスを最大限に拡張した、プログレードのリファレンスモニター。
最後に、3シリーズはこう言えそうだ。シンプルイズベスト。ECLIPSE TDシリーズのハイスピードで色付きのない音の魅力をコンパクトな筐体に凝縮し、幅広い層がタイムドメインにコンタクトできる製品だ。
■3シリーズにも「TD307MK2A」を投入
TD307MK2Aはタイムドメインの魅力を凝縮したECLIPSE TDシリーズのエントリーモデルだが、その一方で上位機種にない特長がある。小型軽量性を活かして様々なソリューション(設置性)が実現できるのだ。TD712zMK2はもちろん、TD510MK2、TD508MK3も床置きスタンド/ベースを使った通常設置を基本としている。しかしTD307MK2Aの場合、コンパクトな筐体をDIYでオンウォール、オンシーリング設置しているユーザーも多い。あらゆる空間で大きな音場表現力を発揮する稀有なスピーカーシステムなのだ。
3シリーズは最初からこの用途を考慮し、贅肉をギリギリまで削ぎ落として誕生した製品である。このためドライバーの口径を変えたり、エンクロージャーの容積を拡大することがなかなかしづらい。上位機種と比較して、モデルチェンジしづらい製品といえる。しかしこの初夏、上位機種と同じタイミングでマイナーチェンジによる進化が図られた。どこがどう変わったのか。注目の「TD307MK2A」についてみていこう。
さて、筆者の目の前にあるTD307MK2Aは一見した所、前世代機のTD307IIと変わりがない。事実、エッグシェル型のエンクロージャーの内容積も同一である。