カメラや動画再生機能の実力は?
【レビュー】注目スマホ「Xperia Z」をXperia arc持ちの記者が使ってみた
なお、地味だが意外と大きな変更点が、iPhoneマイク搭載のイヤホンも使えるようになったということ。手元にあったKLIPSCH「Image S4i」とATOMIC FLOYD「PowerJax +Remote」を接続してみたところ、マイク部をスルーして普通のイヤホンとして使用できた。前モデルのXperia AXまではiPhoneマイク付きや、Andoridスマホ用でも一部はイヤホンとして認識されずに音が流れなかったのだが、そこが改善されたわけだ。
なお、本機には「MH-EX300EP」という型番から、おそらく「MDR-EX300」相当だろうと思われるイヤホンが付属する。FMラジオチューナー使用時にはアンテナ代わりにイヤホン/ヘッドホンを接続するよう求められる。
■5インチという大きさはアリ?ナシ?
最後に「5インチという大きさはスマホとしてアリかナシか?」という点にも触れておきたい。
大画面は動画視聴やウェブ閲覧において魅力的なのは間違いないが、ポケットなどに入れて常に持ち歩くスマートフォンであることを考えると携帯性が損なわれるとも言える。このトレードオフの関係をどう捉えるべきだろうか。
結論から言うと「5インチはアリ」と主張したい。ジーンズ(男物)のポケットにもちゃんと収まり、記者が現在使っているXperia arcの8.7mmを超える7.9mmという薄さのおかげか、ポケットに入れたまま階段の上り下りをしてみても邪魔に感じることはない。