【レビュー】注目スマホ「Xperia Z」をXperia arc持ちの記者が使ってみた

また、片手での操作も一通りこなせる。ただし記者は男性で、手も他人より若干大きめなのでそこを考慮する必要はあるかもしれない。「片手で使えるか」という点については、同じく5インチサイズの「HTC J butterfly」を女性記者が使用したレビュー記事（関連記事）も参照してほしい。

ただ、「片手でも操作できる」と書いたが、幅が広い分グリップが不安定になってしまうのも事実。ウェブ検索やメールでの文字入力時などを片手で操作するには慣れが必要とも感じた。

なお、記者の妻に端末を見せてみたところ、「確かにちょっと大きいけど、横にして両手で持ってゲームをしたりといった場合にはいいかもしれないね」とのコメント。言われてみれば、カメラ機能など「横にして両手で持つ」スタイルのときに5インチはかなりしっくりくる大きさだと感じる。

前述のように映像再生機として大画面である利点は大きい。加えて、本機を始めとするドコモの2013年春モデルの5インチフルHD対応機は、Twonky Beamによるレコーダーからの録画番組のダウンロード型ムーブや、フルHD映像コンテンツのネットワーク再生なども可能。Twonky Beamについては折原一也氏による記事を後日掲載する予定だが、本機は防水機能も備えているため、お風呂テレビ的な使い方もできるということになる。こうなってくるとますますAVファン的には高精細で大画面なスマホを持ちたくなるところだ。個人的にも「さすがにそろそろ機種変更したい」と思っていたこともあり、さっそくショップへ走ろうと思う。