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使い勝手は?音質は?

あのDeNAが始めた音楽サービス「Groovy」をさっそく試してみた

公開日 2013/04/01 15:24 ファイル・ウェブ編集部:小野佳希
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DeNAがスマホ向け音楽サービス「Groovy」(グルーヴィー)をまずAndroidスマートフォン向けにスタートさせた(関連ニュース)。手持ち楽曲を再生する音楽プレーヤーとしてだけでなく、ストリーミングによる楽曲試聴、そしてDRMフリーでのダウンロード購入も行える同アプリの使い勝手はどうなのか。さっそく試してみた。

TwitterやFacebookアカウントでもログイン可能。IDはログインのためだけに使用され、Now Playing情報をTwitterに投稿する…などの連携機能は備えていない

■ネット経由で歌詞やジャケット画像を自動表示

「Groovy」は、再生している楽曲の歌詞やジャケット画像をインターネット経由で自動的に表示する機能などを備えた音楽プレーヤーアプリ。Android 2.3以降のスマートフォンに対応しており、iOS版も今後の対応を予定している。なお、楽曲をダウンロード購入するための配信サイト「Groovy Store」を別途用意している。

歌詞やジャケット画像をインターネットから自動表示

ストリーミング再生のファイル形式とビットレートはHE-AAC 64kbps。45秒間の試聴のほか、アプリ内課金で「プレイチケット」を購入すればフル再生が可能だ。現在はサービスイン記念のキャンペーンを行っており、会員登録するとプレイチケットが10枚プレゼントされる(※会員登録なしでもアプリは使用可能)。

マイページ

チケットは95円/17枚から購入可能

また、前述の音楽配信サイト「Groovy Store」にログインするとプラス10枚、会員情報にメールアドレスも追加するとさらに10枚…などといった具合にプレイチケットが無料プレゼントされる機会が多く用意されている。加えて、広告から資料請求をしたりすることでポイントが貯まる「BEAT+」サービスでのポイントをチケットに交換することもできる。このあたりは「モバゲー」を運営するDeNAらしい仕掛けだ。

入会特典でチケットを無料入手

Groovy Storeのトップページ

好みのミュージシャン情報を登録しておき、趣味の似たユーザーをフォローするなどといったSNS的な機能も装備。ミュージシャンについてコメントを投稿することなどもできる。また、使っていくうちに「●●のファンになりました」といったようなメッセージが表示され、再生数の多いミュージシャンやジャンルの情報が自動登録されていき、ユーザーのプロフィールが充実していく仕組みになっている。

音楽ジャンルやミュージシャンごとで「ファンになる」ことが可能

特定の音楽ジャンルやミュージシャンについて他ユーザーと交流することなどもできる

なお、ストリーミングについては基本的に1曲ごとに再生が終了し、次の曲に進みたい場合には楽曲一覧から再度選び直す必要がある。例えばアルバムを通して聴くということはできない。45秒間ずつアルバムを通して試聴したり、「アルバムを通して聴きたいからチケットを12枚まとめて使う」といったようなメニューがあって欲しいところだ。

45秒間の試聴、チケットを使ってのフル再生、ダウンロード購入が可能

ただ、前述したようにストリーミング再生でのビットレートは64kbps。個人的にロック系の楽曲ではドラムの迫力などに不満を感じたこともあり、音楽配信サービスとしての利用であれば、気に入った楽曲を320kbpsでダウンロード購入するための試聴用としてストリーミングを使うというように割り切ってしまってもよさそうだ。

■320kbps/DRMフリーでの音楽配信

ダウンロード購入の際は320kbpsのAACファイルをDRMフリーで配信。レコチョクやmoraなど先行するサービスと歩調を合わせたような格好(ちなみにiTunes Storeやamazon MP3は256kbpsでの配信)だ。

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