使い勝手は?音質は?
あのDeNAが始めた音楽サービス「Groovy」をさっそく試してみた
「ダウンロード」ボタンをタップするとブラウザが起ち上がって「Groovy Store」に遷移。そこから楽曲を購入することになる。決済はクレジットカードとドコモかんたん決済が利用可能だ。
現在、EMI、エイベックス、ソニー・ミュージックなどメジャーレーベルを含む39社が参画しており、100万曲以上をラインナップしているという。ラインナップを見てみると、いわゆるJ-POPと呼ばれるような邦楽アーティストに強い印象を受ける。
ちなみに、浜崎あゆみやラルク・アン・シエルといった大物の楽曲もちゃんと見つかる一方、トイズファクトリーが楽曲提供者に名を連ねているにも関わらず、同レーベルに所属しているミスターチルドレンやバンプ・オブ・チキンの楽曲は見つからなかった。
また、「権利の都合等により非対応」と表示され、ストリーミングでのフル再生は行えず、45秒の試聴かダウンロード購入のみ可能というケースにも遭遇した。当たり前だがミュージシャンごとで色々と対応が異なるようだ。
ダウンロード購入は、もちろんアルバム単位でも楽曲ごとでも購入可能。いくつかの作品を見てみたところ、1曲単位では200円か250円、アルバム単位では2000円からといったあたりが中心の価格帯になっていた。試しに1曲購入してみたが、320kbpsでの配信ということで、ストリーミング再生時に感じたような音質的な不満は流石にかなり解消される。
ダウンロードした楽曲は「ライブラリ>マイリスト>購入した楽曲」に収納される。DRMフリーであるため「Groovy」アプリだけでなく、他の音楽プレーヤーアプリでももちろん再生可能だ。
■歌詞表示機能はマニアックな曲にも対応
今回試してみて最も興味深かったのが、歌詞表示機能。前述のように、再生中の楽曲の歌詞をインターネット経由で引っ張ってくるというもので、ダウンロード購入したものだけでなく、もちろん手持ち楽曲についても有効だ。
次ページ90万曲以上の歌詞情報を保有 − マニアックな曲にも対応