[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第53回】引きこもりライターが激走テスト! 旬のスポーツイヤホン7機種を走って聴き比べ
■今回の舞台は緑溢れる初夏の日比谷公園
続いて、今回行われたテストの内容について簡単に説明しよう。
各モデルごとに、まずは日比谷公園の噴水広場外周の1周約2分程度のコースを走って音を聞きながら、装着感・遮音性・タッチノイズ(ケーブルがぶつかったりこすれたりする音が耳に伝わってきてしまってうるさい現象)等を確認する。その後にベンチに座って音質を再確認するという流れで行った。
…2分×7本のランニングなんて余裕じゃね? という方は実際に試してみてほしい。引きこもりで何の運動もしないライター生活を10年ほど続けるところから試してみてほしい。
なお、ランニング中は走りやすいテンポ感でなおかつ幸せな気分になれる曲を聴いていないと心身が折れると思われたので、渡辺麻友さんのシングル表題曲集のプレイリストを再生。
ランニング後の音質確認には毎度おなじみの相対性理論「ミス・パラレルワールド」等の聴き慣れた試聴音源を使った。しかしランニング後の僕の心身は疲弊しており、厳密な音質レビューは不可能であることをご理解いただきたい。それもあるので、今回は「ランニングとの相性」という観点からリズムセクションの表現に注力した評価を行った。
なお、7機種にわたるレポートを掲載しているためページ数が長大になっているので、以下にモデル別のレビューリンクを付けさせて頂いた。とりあえず気になるモデルだけ先に読みたい! という方は、以下のリンクからご覧頂ければと思う。
<試聴モデル一覧> ※クリックで各モデルごとのレビューを開きます
・audio-technica「ATH-CKP500」
・Sony「MDR-AS400IP」
・Pioneer「SE-E751」
・Sennheiser「PMX 685 i SPORTS」
・Denon「AH-W150」
・Bose「Bose SIE2i sport headphones」
・JayBird「BlueBuds X Bluetooth」
では、次のページからいよいよ実走テスト開始だ。
次ページ「FREEBIT」を採用のお手頃なモデル、オーディオテクニカ「ATH-CKP500」からスタート!