サラウンドでゲームはもっと楽しくなる
PS4にベストマッチ! ソニーの5.1chシアターシステム「HT-IV300」でゲーム三昧
■「FF XIV:新生エオルゼア」の推奨認定を取得
まず体験したのは、PS4版「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」だ。本作はスクウェアエニックスの国民的RPG「ファイナルファンタジー」シリーズの最新作で、オンラインRPGとしてWindows版やPS3版が先行公開され、すぐに人気が爆発。いまではPS4版も加わっている。現在では累計プレイヤーアカウント数が200万を越える大ヒットゲームとなっている。オンラインRPGというとハードルが高いと感じる方がいるかもしれないが、本作は親切なチュートリアルによって、初心者でもすぐにゲームの世界に没頭できる。
HT-IV300は、この「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」の推奨認定を取得している。つまり、スクウェアエニックスお墨付きのシステムというわけだ。これは期待が高まる。
キャラクターを作成すると、すぐに冒頭のムービーシーンが始まる。プレーヤーキャラクターが夢の中で宙に浮かび、どこからともなく「マザークリスタル」が語りかけてくるというシーンなのだが、この時点ですでに広大な音場が感じられ、まるでその世界へ実際に入り込んだかのような強い没入感が得られる。これから冒険へ旅立つのだというワクワクした思いが、サラウンドによってさらに強まるのだ。
■どこから音が聞こえてきたか正確に知ることができる
筆者のキャラクターがはじめに訪れた都市は「ウルダハ」。砂漠地帯“ザナラーン”を領する交易都市国家という設定だ。いわゆる城郭都市なのだが、地図を見ずに歩き回ると迷子になってしまうほど広大で、その中をほかのプレーヤーキャラクター、そしてNPCが縦横無尽に駆け回る。とても活気のある街で、物を売りつけようと声を張り上げる商人がいたり、踊り子達が華麗な民族舞踏を披露したりなど、溢れんばかりの音が鳴り響いている。
HT-IV300では、プレーヤーを取り巻くこういった様々な音、そしてゲーム内の空間の広がりを、とてもリアルに再現する。後ろから呼びかけられたのか、それとも前方のキャラクターが話しかけてきたのかを、いちいち考える必要はない。音が聞こえた方を向けば良いだけだ。これがどれだけ便利なことか、3Dゲームを遊んだことがある方なら、すぐにご理解頂けるだろう。
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