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PHILIPS/Fidelioの主要モデルを一斉に出展

ポタフェスで初披露、PHILIPSのプレミアムDJヘッドホン「A5-PROi」の魅力とは?

公開日 2014/07/04 11:00 ファイル・ウェブ編集部
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6月28日(土)、29日(日)の2日間にわたり秋葉原で開催された「第5回ポータブルオーディオフェスティバル(通称:ポタフェス)」。100以上のブランドが出展したヘッドホン・イヤホンの一大イベントにおいて、ひときわ大きな存在感を放っていたブランドのひとつが、フィリップスだ。

会場に設置されたFidelioの巨大バナー

フィリップスは、メインホールの展示ブースに加えて、会場となったベルサール秋葉原の1階エントランス付近にも特設ブースを構え、「Philips」ブランド、同社のプレミアムヘッドホンブランド「Fidelio」の各モデルを一同に展示。それぞれに試聴用のデモ機も用意され、多くの来場者が足を止め、フィリップスのサウンドエンジニア“ゴールデンイヤー”が作り込んだサウンドを堪能していた。

エントランスに設置されたフィリップスの試聴ブースも非常に盛況であった

■注目のDJヘッドホン「A5-PROi」を披露

今回のフィリップスの展示の目玉のひとつが、イベントに先だって発表されたプレミアムDJ向けヘッドホン「A5-PROi」(公式ページ)だ。本機が注目される理由は、フィリップスの技術を結集した初のDJ向けヘッドホンであり、そして、世界的に活躍するDJであるArmin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)氏が、その製品開発や音作りに全面的に協力しているからだ。

「A5-PROi」

アーミン・ヴァン・ブーレンはオランダ出身のDJで、15年以上にわたり、DJはもとより音楽プロデューサー、ラジオMCとして活躍しているスーパースターだ。アーミンがDJとしてどれほど影響力の大きい人物であるか、英国の著名なDJ誌「DJ MAG」が毎年行っている「DJ Mag's Top 100 DJs」で、世界No.1に5回選ばれていることからもお分かりいただけるだろう。

A5-PROiをフィーチャーした特別ブースも出展していた

A5-PROiは、“ゴールデンイヤー”を擁するフィリップスの音質技術と、アーミンの豊富なDJ経験と音楽観を結実させた、プレミアムクラスのDJヘッドホンだ。ユニットは50mmネオジウムドライバーを搭載し、最大3500mWの大音量にも対応するように設計されている。

ハウジングは硬質アルマイト仕上げが施されたアルミニウム製で、音質に悪影響を与える不要振動を抑え、かつハードなDJプレイにも耐えうる堅牢さを備えている。また、ハウジング部はDJプレイ時のモニタリング用として90度の回転に対応。イヤーパッドは着脱式、交換することも可能だ。

ヘッドバンド部には刺繍のPHILIPSロゴ

イヤークッションは回転して取り外すことができる

またA5-PROiは折りたたみが可能で、コンパクトにして収納や持ち運びすることもできる。ケーブルは着脱式で、DJプレイ向けの4.7mのカール式ケーブルに加え、1.3mのスマートフォン用のマイクリモコン付きケーブルも同梱。日常におけるリスニングも想定している。

堅牢なアルミ製ハウジングの存在感は抜群。遮音性や忠実再現性にも寄与している

両方のハウジングにケーブルを接続できるので、自身のDJプレイスタイルに最適化した使い方が可能

まだ日本に届いたばかりのA5-PROiを実際に聴けるとあって、フィリップスのブースでは多くのユーザーが足を止めて、本機を試聴していた。記者の私見だが、プレミアムヘッドホンシリーズ“Fidelio”のフラグシップモデル「X1」がオープン型モデルを採用しているため、本機をPhilipsの密閉型の最上位モデルと考え、より高い関心を集めていたようにも思える。そして、このA5-PROiは、「ポタフェス」で行われたDJライブでも実際に使われることになった。

次ページ実際にゲストアーティストがA5-PROiを使ってDJプレイ

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