[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第107回】もう迷わない! 大幅刷新した「 iTunes 12」を便利に使いこなす方法
■旧来の使いこなしポイントの確認と補足
というわけで今回の本編はここまで。実は個人的には、iTunes 12の印象はさほどは悪くない。もちろんしっくりこない箇所もある。しかし僕はプレイリストを多用しているので、そこのサイドバーにライブラリが統合されたことでの使いやすさ向上が大きいのだ。みなさまはいかがだろうか? 何にせよ冒頭に述べたように、使いやすい使いにくいの問題ではない。無理矢理にでも使いこなす!しかないのだが…。
では最後に、これまでに本サイトで紹介してきたiTunesの使いこなしポイントを過去記事へのリンクで再紹介する。この期に確認していただければと思う。今回のアップデートを含めて、現状に対して必要な補足事項があればそれも付記しておくので、改めて参考にしていただければ幸いだ。
▼オーディオ絶対領域【第8回】少しの整理で超絶便利! iTunesの「タグ情報」を使いこなそう
http://www.phileweb.com/review/article/201207/06/541.html
主に「よみがな」「アルバムアーティスト」「レート」の活用をおすすめする記事。基本的に現状でもそのまま通用する使いこなしポイントだ。
ただし前述のように「情報を見る」ウィンドウのデザインが変更されたので、記事中の操作手順やスクリーンショットは現在とは異なっている。
▼オーディオ絶対領域【第9回】 iTunes「アートワーク」完全コレクト大作戦 − ライブラリの“華”を便利に、キレイに取得!
http://www.phileweb.com/review/article/201207/13/548.html
アートワーク(ジャケット画像)を揃えることをおすすめ。その上でiTunes標準装備のアートワーク取得方法の弱点、それに代わる方法を紹介。こちらも基本は現状でもおおよそそのまま通用する。
…のだが、iTunesやアプリでの操作手順はその後のアップデートで変化している部分もある。それにiTunes 12のアートワーク周りはどうもまだ挙動が謎な部分もあり…。
なおこの作業を補助してくれるアートワーク取得アプリとしては僕はその後に「Covered」(https://itunes.apple.com/jp/app/covered/id860548294)を使い始めた。CoveredでiTunes Storeを検索後、例えばCDのみの初回限定盤仕様などのiTSで見つからないアートワークは他から見つけてきている。
▼オーディオ絶対領域【第11回】音質重視! ロスレスライブラリをiPhoneで持ち歩く “同期テクニック”
http://www.phileweb.com/review/article/201207/27/557.html
iTunesの音楽ライブラリがロスレス中心になるとiPhoneの限られた容量では全曲同期は無理になる。そのときはスマートプレイリスト機能を使って持ち歩きたい曲を自動収集&選択同期させよう!という記事。これも基本は現状でもほとんどそのまま通用する。
▼UI刷新/機能を大幅追加した「iTunes 11」を試す
http://www.phileweb.com/review/article/201211/30/680.html
前回のメジャーアップデートのレビュー記事。前回もかなり大規模だったのだ。いちばんのおすすめ新機能は「次はこちら」だった。補足としては、その「次はこちら」は12で使い勝手が細かに向上しているので、さらにおすすめ。
▼知っておきたい「iTunes」裏ワザ10連発(前編)
http://www.phileweb.com/review/article/201212/19/697.html
▼知っておきたい「iTunes」裏ワザ10連発(後編)
http://www.phileweb.com/review/article/201212/28/712.html
ちょっと便利な小技集。特におすすめはcommand+option+←または→での5秒スキップだ。それも含めて「xxxx +optionキー」の活躍に注目してほしい。だいたいの小技はiTunes 12でも利用可能だ。
高橋敦 TAKAHASHI,Atsushi 趣味も仕事も文章作成。仕事としての文章作成はオーディオ関連が主。他の趣味は読書、音楽鑑賞、アニメ鑑賞、映画鑑賞、エレクトリック・ギターの演奏と整備、猫の溺愛など。趣味を仕事に生かし仕事を趣味に生かして日々活動中。 |
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