【特別企画】導入手順から画質まで徹底解説
「ひかりTV 4K」を編集部員が自宅で試用レポート【前編】導入の手軽さを実感!
コンテンツは、作品ごとに購入するオプションコンテンツと、月額料金内で見放題のものがある(お値うちプランとビデオざんまいプランで利用可能)。上記のように無料映像だけでも4Kの魅力は味わえるが、見放題コンテンツでは見られる作品数や幅が一気に広がるため、4Kを目的にひかりTVへ加入するのであれば、VOD見放題を利用できる「お値うちプラン」か「ビデオざんまいプラン」を最初から選ぶことを個人的にはオススメしたい。
オプションコンテンツの価格は、例えばアイドルグラビア映像の「4Kの女神」が108円、宮部みゆきの小説をNHKが映像化した時代劇ミステリー「桜ほうさら」が216円などといったところ。そのほかの作品もだいたい同じようなレベルの価格帯だ。また、2Kと4Kの両方で売られている作品もあるが価格は一緒。4Kだからといって特別料金ではないところがうれしい。
なお、今後は「ダ・ヴィンチ・コード」や「アメイジング・スパイダーマン2」などヒット作の4K配信も決定している。映画に限らず、幅広いジャンルで次々に4Kコンテンツが増えていくのが待ち遠しい。
ちなみに、4Kを見るために加入必須な各種プランは4K以外にも約3万本のVOD(うち約9,000本が見放題)や80ch以上の専門チャンネルなどさまざまなコンテンツも利用できる(…というよりも「通常プランに加入すると4Kも追加負担なしで利用可能になる」というほうが正確だ)。つまり、「お値うちプラン」か「ビデオざんまいプラン」であれば約9,000本のフルHD作品も見放題なわけだ。最新作はオプション料金が必要な場合もあるが、4K以外のコンテンツも利用しない手はないだろう。
■画質はもちろん、使い勝手や導入のしやすさも好印象
4Kコンテンツは30Mbps以下での配信。コアなAVファンはこの点を気にするかもしれないが、以前の記事で評論家諸氏も言及しているように4K画質は十分に味わえるし、飛び散る水しぶきや炎のゆらめきなど至る部分で実際に記者も4Kの高画質さを実感した。人物のアップでは肌の質感も非常にリアルで「女優やアイドルの人はこれから大変だろうなぁ」としみじみしてしまった。