【特別企画】導入手順から画質まで徹底解説
「ひかりTV 4K」を編集部員が自宅で試用レポート【前編】導入の手軽さを実感!
インターネット回線については前述のようにフレッツ光回線が必要。記者の場合は元々フレッツ回線を利用していたため、特に新たな手間をかけずにひかりTVを導入できた。
この「ネットがフレッツ光回線である必要がある」という条件は、現在それ以外の回線を利用している場合、ハードルの高さを感じてしまうかもしれない。だが、4Kネイティブコンテンツを手軽に楽しめる「ひかりTV 4K」の魅力は非常に大きい。家電量販店では製品購入時にフレッツ光同時加入での割引サービスを行っている場合も多いので、これを機に回線を変えてしまうのもありだろう。
加入手続きを済ませ、フレッツ光回線が用意できたら、あとはテレビのLAN端子にLANケーブルを挿してインターネットに接続。事前準備はこれだけでOKだ。光回線を通して映像が配信されるため、放送のようにアンテナを別途立てたりする必要もなく、非常に手軽に準備が終わる。
そしてテレビを起動したら、ひかりTVへアクセス。今回使用した「AQUOS UD20」の場合はホームメニューから「ひかりTV」アイコンを選ぶだけ。メニューにしたがって会員IDなどを入力すれば初期設定は終了だ。
ちなみにこの初期設定では、ひかりTVの会員IDとは別にフレッツ光のお客様ID入力も求められる。フレッツ光を以前から利用している場合、このお客様IDが記載された用紙をどこに保管してあるのか忘れ、やや慌ててしまった記者のようにならないよう要注意だ。
■4Kコンテンツの価格は? ‐ 見放題プランへの加入がオススメ
ひかりTVのホーム画面には、「ビデオ」や「ショッピング」などと並んで「ビデオ 4K」という項目が用意されており、今回の目的である4Kコンテンツにも直感的にたどり着ける。
さらにジャンルで絞り込むこともでき、「映画」「ドラマ」「スポーツ」「音楽」などに加え、「無料ビデオ」も用意。無料ビデオだけでも取材時点で49件あり、鈴鹿8耐や相撲といったスポーツ、ひかりTVオリジナルドラマ「理系の人々」第1話、アイドルのライブ番組「超絶元気発信☆押忍!推す!OS☆U」、陸上自衛隊 富士総合火力演習などジャンルも様々。無料コンテンツだけでも幅広く4Kを試すことができる。また、加入前でも4Kコンテンツを体験できる「おためし映像」も用意されているので、対応テレビを購入したらまずは光回線に繋げてみるとよいだろう。
なお、これらのコンテンツには通常のフルHDで提供しているものもあるので、見比べてみるのも面白い。4K版を見たあとにフルHD版を見ると、それでも十分キレイなはずなのに寂しく感じてしまう。