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【特別企画】導入手順から画質まで徹底解説

「ひかりTV 4K」を編集部員が自宅で試用レポート【前編】導入の手軽さを実感!

公開日 2014/12/18 11:11 編集部:小野佳希
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NTTぷららが運営する「ひかりTV」が、10月から日本で初めてスタートさせた商用での4K VOD配信サービス「ひかりTV 4K」。当サイトでも、その魅力を評論家諸氏がレポートした(関連記事)。今回は、この「ひかりTV 4K」を編集部記者が自宅でテスト。4K商用VODサービスのある暮らしを体験してみた。導入手順やコンテンツの感想まで幅広くレポートする。

■日本初の商用4K VODサービス「ひかりTV 4K」

まずは「ひかりTV」および「ひかりTV 4K」の概要をおさらいしよう。「ひかりTV」はNTTぷららが運営する映像配信サービスで、映画やアニメなどの映像だけでなく音楽や通販など様々なコンテンツをインターネット回線を通して配信。ビデオ・オン・デマンド(VOD)においては、これまでのフルHD配信に加えて、新たに4K映像も楽しめるようになった。

映像配信や音楽配信に加えてゲームや電子書籍、通販やカラオケもサービス提供

ひかりTVの利用には、NTT東西が提供するフレッツ光回線が必要。これは、回線状況を閉域網に限定することで配信時の遅延などの不具合を回避するためだ。そして4K VODは、ひかりTVの基本プラン(お値うちプラン/テレビおすすめプラン/ビデオざんまいプラン/基本放送プラン)いずれかに加入していれば視聴でき、4K向けに特別なコースが用意されているわけではない。

4種類のプランいずれかに加入することで4K VODも利用可能に

そのほか4K VOD利用にあたっては、当たり前だがひかりTVチューナーを内蔵した4K対応テレビが必要。今回の取材には、シャープ“AQUOS”「UD20ライン」を使用した。なお、シャープ“AQUOS”4K対応モデルではUD20のほか、US20ラインとU20ラインもひかりTVチューナーを内蔵しており“ひかりTV 4Kレディ”な状態で販売されている。

取材にはAQUOS UD20ラインを使用した

シャープ以外のテレビでは、東芝、ソニー、LG、パナソニックが、ひかりTVチューナー内蔵モデルを展開。東芝は“REGZA”Z10X/J10Xが、ソニーは“BRAVIA”X9500B/X9200B/X8500Bと、4KメディアプレーヤーのFMP-X7が2015年春のアップデートによって、ひかりTV 4Kに対応する。そしてLGは2015年に発売する4K対応モデルにチューナーを内蔵。パナソニックは2015年前半に4K VIERAで本サービスに対応する予定だ。

また、ひかりTVでは4Kビデオ・オン・デマンドに対応したチューナー(STB)「ST-4100」も用意。同チューナーを使えば、上記以外の4K対応テレビでもひかりTV 4Kを利用できるようになる。チューナーは12月下旬から月額1,944円(税込)でのレンタル提供が開始される予定で、来年以降には販売も行われる予定だという。

ひかりTV 4K用チューナー(STB)


■「ひかりTV 4K」を見るのに必要なものは? 導入は非常に手軽!

では、ひかりTVを導入するにはどのような手順を踏めばよいのか。まず最初にすべきことは、当たり前だが加入申し込みだ。開通まである程度の日数が必要なので、もし「この日から使い始めたい!」という目的があるようなら逆算して事前に申し込んでおいたほうがよいだろう(…とは言っても、今回体験する4KサービスはVODで、過去番組もさかのぼって視聴できるため、それほど焦る必要もない)。

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