音楽ファンのための “ネットオーディオ” 完全ガイド【第6回】配信サイトからのダウンロード

公開日 2015/02/26 11:53 逆木一

代表的なハイレゾ配信サイトから実際に音源を購入してみる

というわけで、配信サイトからハイレゾ音源を買ってみましょう。
日米代表として、e-onkyo musicとHDtracksを利用しました。

・e-onkyo music

いつの間にか『THE END OF EVANGELION』のサントラがハイレゾでリリースされていたようです。筆者はテレビシリーズのサントラ、新劇場版のサントラもハイレゾで揃えている手前、これを見逃すわけにはいきません。

音源配信サイトを使う、と言っても特に何か構える必要はありません。単なる買い物です。ファイル形式はお好みで選んでください。

e-onkyo musicでは、音源を購入する際にファイル形式をWAVやFLACから選ぶことができる

ファイルサイズは1時間弱のアルバムで軽く2GB越え。さすがハイレゾ、容量だけは貫禄がありますね。

購入する音源が決まったら購入手続きへ。画面下部に選択したファイル形式やアルバム全体のファイルサイズが表示されている

購入完了。完了後に表示されるファイルダウンロードのページから1曲ずつダウンロードもできますが、少し前に「e-onkyo downloader」が用意されたので、そちらを使います（現時点でWindows版のみの用意）。ダウンロード先の指定はお忘れなく。

購入手続きが完了したところ。画面下の「ファイルダウンロード」から、1曲1曲手動でダウンロードすることもできる

しかし、やはりダウンローダーを使ったほうが便利。自動で全楽曲をダウンロードしてくれる

早速音源を確認してみましょう。

購入した「THE END OF EVANGELION」の“アルバム”フォルダ

アルバム収録の各楽曲のファイル

タグを確認してみる。自分ルールに照らし合わせると、いろいろと修正すべき点がみえてくる。ここでは特にアルバムアートの解像度の低さに注意

なかなか叩き直し甲斐のある音源です。CDだろうが、ハイレゾだろうが、結局やることは同じです。

ここで困ったことがひとつ。音源に付加されているアルバムアートの解像度は300×300と、少なくとも筆者にとっては満足できるものではありません。さらに、データとして付属したアルバムアートの解像度はなぜか210×210。残念ながらブックレットの類も付属しません。「音声はハイレゾなのにアルバムアートはローレゾ」というのも、いかがなものでしょうか。

いろいろと手を加えました。