[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第146回】「ポタ研2016冬」を、高橋敦の個人的すぎるベスト5で振り返る
【第3位】TEACから断捨離ポタアン?HA-P5登場!
TEACから登場のポタアン「HA-P5」は、普通に要注目!と言えるアイテムだ。
メーカーさん「真礼さんこんばんは。僕が捨てられないものは、ポタアンに付けたプレーヤー機能です。どうしたらいいでしょう?」
内田真礼さん「それ、もう捨てません?」
…妄想冗談はさておき、発表会では「HA-P50」「HA-P50SE」の上位モデルの位置付けと紹介されたそうだが、ブースの方にお話を聞いてみると「おおよそ、HA-P90SDからプレーヤー機能を省略したものに相当するモデル」とのことで、読者の方にもそちらの説明の方がわかりやすそうな気がする。
正直、思ってた人いますよね?「HA-P90SDはポタアンとしてはすごく魅力的なんだけど、プレーヤーとしての機能は僕には不要なんだよな…」なんて…
お待たせしました!それがこれです!
…ということで搭載するチップやそれらにも関連しての対応フォーマット周りなどのスペックは、ポタアンとして最高峰クラスである同社「HA-P90SD」とほぼ同じ。それがポタアンとして平均的なサイズかつ丸みを帯びたデザインで手にもなじみやすそうな筐体に収められている。
厳密にはアンプの出力とかはさすがに少し控えめになっていたりするとのことだが、元のHA-P90SDの出力がポータブルとしては最高レベルに強力だったので、それと比較して少し控えめになっても実用域ではほとんど問題ないと思われる。春頃発売予定で価格未定とのことだが、注目しておきたい。