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NC+BTで音楽の聴こえ方は変わった?

【レビュー】ボーズ初のワイヤレスノイズキャンセリング・ヘッドホン「QC35」を、QC25ユーザーの筆者が徹底チェック!

公開日 2016/06/24 10:40 山本 敦
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■ワイヤードのNCヘッドホンとしても使える

本体には着脱式のヘッドホンケーブルが同梱されており、左側のイヤーカップに接続すればワイヤードのノイズキャンセリング・ヘッドホンとしても使える。電源をオフにすればノイズキャンセリング機能も休ませて、通常のヘッドホンにもなる。つまり、万一バッテリーが切れてしまった場合もちゃんと音楽が聴けるということだ。

付属のケーブルをつないでワイヤードのノイズキャンセリング・ヘッドホンとして音楽再生が楽しめる

ただし、Bluetooth機能を使いながら、ノイズキャンセリング機能だけをオフにするという使い方はできない。たとえば街歩きのときなど、ノイズキャンセリングをオフにして周囲の音を聴きたいケースもあると思うが、同時発表のノイズキャンセリング・イヤホン「QC30」にはこのあたりへのケアを期待したいところだ。

■バッテリーは約20時間の長時間駆動を実現

バッテリーはQC25が単四形乾電池1本を使う仕様だったのに対して、QC35では本体から取り外し不可の内蔵充電池に変更されている。昨今のトレンドから考えれば妥当な選択だと思う。Androidユーザーなら、スマホ充電に使うmicroUSBケーブルと充電器が兼用できるので、長旅の時など荷物を少しでも減らせるのがいい。

内蔵バッテリーは2時間15分でフル充電になる。その後ワイヤレスで約20時間の音楽再生を連続して行える。ボーズの現行ワイヤレスヘッドホンに比べても、約5時間ほど再生可能時間が長くなっていることにも注目したい。

NFC対応機器が普及し、Bluetoothのペアリングはずいぶんと楽になったが、QC35もNFCに抜かりなく対応している。ほかにも新しく、モバイルアプリ「Bose Connect」によるペアリングが可能になった。

NFCのタッチポイントも左イヤーカップの側面・前側にある。microUSB端子もこちら側

Xperia Z5 Premiumにつないで音楽を再生

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