【特別企画】多彩な再生に対応した先進的オーディオ
SOtM「sMS-1000SQ WE」「sMS-200」を試す - Roon対応のサーバー&トランスポート
■sMS-200とsMS-1000SQ WEを「Roon」で検証する
試聴のために、sMS-1000SQ WEとsMS-200をセットアップする。sMS-1000SQ WEの下段は外部電源の「sPS-1000」だ。こちらも日本への導入が現在検討されているとのことで、今回は両機のポテンシャルを最大限引き出すために組み合わせた。sMS-200はRoonReadyということで、せっかくなのでサインも一緒に置いてみた。
sPS-1000は、sMS-1000SQ WE(主電源とUSB出力用)とsMS-200を同時に接続可能。なお、sMS-200用としてはよりコンパクトなmBPS-d2sが既に発売されている(関連ニュース)。
■ネットワークトランスポート「sMS-200」のハンドリング
まずはsMS-200を試す。初期設定が必要となるので、同じネットワーク上のパソコンからインターネットブラウザを開いて、本機のIPアドレスを打ち込み、設定画面を開く。とりあえずは、設定画面上の「RoonReady」と「MPD & DLNA」の2つに注目すればいい。
それぞれ設定画面で、機能を有効にする。なお、組み合わせるUSB-DACには、iFI-Audio「nano iDSD」を使用している。以下の画像のように設定を行えば、各機能が使用可能となる。
さて、本機ではMPD/DLNA/OpenHome/RoonReadyといった様々な機能が使えるとはいえ、実際に使われるケースが多いのはDLNAと、その事実上の上位に相当するOpenHomeだと思われる。
そこで、まずはOpenHome対応プレーヤーとして本機を使ってみる。OpenHome対応コントロールアプリの代表としてKazooを使ってみたところ、問題なくsMS-200が機器一覧に表示され、使用可能だった。
本機はOpenHomeに対応するおかげで、ギャップレス再生やオンデバイス・プレイリストなど、ネットワークオーディオプレーヤーに必要とされる機能が網羅されている。各種操作へのレスポンスやスムーズな音源の再生、安定性についてもまったく問題なく、ネットワークオーディオならではの快適な音楽再生を存分に味わうことができる。
Kazooに限らず、Androidアプリの「BubbleUPnP」など、評価の高いコントロールアプリを十全に使用可能であった。
また、本機はRoonReadyプレーヤーでもあるため、Roon(Core)からデータをネットワークで受け、再生できる。設定と呼べるほどの作業は必要なく、ただ本機を有効にするだけで、Roonのユーザー・エクスペリエンスが得られるとともにDSD256を含む音源をロスレスで再生可能になる。
さらに、本機は前述の設定画面でOpenHomeとRoonReadyの両方を有効にしておけば、両方を同時に使うことができる。例えばOpenHomeプレーヤーでの音楽再生を一時停止して、Roonの操作用アプリ「Roon Remote」から再生指示を出せば、何かしらの切り替えも必要なく即座にRoonReadyプレーヤーとして音楽を再生する。
OpenHomeとRoon/RoonReadyは少なくともユーザーレベルにおいて否定し合うものではないので、音楽を聴くスタイルに合わせて上手に組み合わせて使ってほしい。
試聴のために、sMS-1000SQ WEとsMS-200をセットアップする。sMS-1000SQ WEの下段は外部電源の「sPS-1000」だ。こちらも日本への導入が現在検討されているとのことで、今回は両機のポテンシャルを最大限引き出すために組み合わせた。sMS-200はRoonReadyということで、せっかくなのでサインも一緒に置いてみた。
sPS-1000は、sMS-1000SQ WE(主電源とUSB出力用)とsMS-200を同時に接続可能。なお、sMS-200用としてはよりコンパクトなmBPS-d2sが既に発売されている(関連ニュース)。
■ネットワークトランスポート「sMS-200」のハンドリング
まずはsMS-200を試す。初期設定が必要となるので、同じネットワーク上のパソコンからインターネットブラウザを開いて、本機のIPアドレスを打ち込み、設定画面を開く。とりあえずは、設定画面上の「RoonReady」と「MPD & DLNA」の2つに注目すればいい。
それぞれ設定画面で、機能を有効にする。なお、組み合わせるUSB-DACには、iFI-Audio「nano iDSD」を使用している。以下の画像のように設定を行えば、各機能が使用可能となる。
さて、本機ではMPD/DLNA/OpenHome/RoonReadyといった様々な機能が使えるとはいえ、実際に使われるケースが多いのはDLNAと、その事実上の上位に相当するOpenHomeだと思われる。
そこで、まずはOpenHome対応プレーヤーとして本機を使ってみる。OpenHome対応コントロールアプリの代表としてKazooを使ってみたところ、問題なくsMS-200が機器一覧に表示され、使用可能だった。
本機はOpenHomeに対応するおかげで、ギャップレス再生やオンデバイス・プレイリストなど、ネットワークオーディオプレーヤーに必要とされる機能が網羅されている。各種操作へのレスポンスやスムーズな音源の再生、安定性についてもまったく問題なく、ネットワークオーディオならではの快適な音楽再生を存分に味わうことができる。
Kazooに限らず、Androidアプリの「BubbleUPnP」など、評価の高いコントロールアプリを十全に使用可能であった。
また、本機はRoonReadyプレーヤーでもあるため、Roon(Core)からデータをネットワークで受け、再生できる。設定と呼べるほどの作業は必要なく、ただ本機を有効にするだけで、Roonのユーザー・エクスペリエンスが得られるとともにDSD256を含む音源をロスレスで再生可能になる。
さらに、本機は前述の設定画面でOpenHomeとRoonReadyの両方を有効にしておけば、両方を同時に使うことができる。例えばOpenHomeプレーヤーでの音楽再生を一時停止して、Roonの操作用アプリ「Roon Remote」から再生指示を出せば、何かしらの切り替えも必要なく即座にRoonReadyプレーヤーとして音楽を再生する。
OpenHomeとRoon/RoonReadyは少なくともユーザーレベルにおいて否定し合うものではないので、音楽を聴くスタイルに合わせて上手に組み合わせて使ってほしい。
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