<山本敦のAV進化論 第123回>
アプリと一緒に進化するイヤホン − パイオニア「RAYZ」速攻レビュー
本連載で筆者が追いかけてきた製品カテゴリーの一つである「Lightningイヤホン」に新たな商品が加わった。パイオニア“RAYZ(レイズ)シリーズ”のファーストインプレッションをお届けしよう。
■パイオニア初のLightningイヤホン「RAYZ」
昨年秋にアップルのiPhone 7が登場して以降、Lightning接続イヤホンはラディウスの「HP-NHL21」のほか、あまり目立った新製品が発表されてこなかった。今回パイオニアブランドから登場するふたつの製品「RAYZ PLUS」と「RAYZ」は、高い音質を追求しただけでなく、利便性の側面からもイヤホンリスニングを快適にするLightningイヤホンだ。
ラインナップは上位モデルの「RAYZ PLUS」と弟モデルの「RAYZ」。それぞれの違いは音楽を聴きながらiPhoneをチャージできる充電用Lightning端子の有無と、カラーバリエーションになる。今回は「RAYZ PLUS」を試用してみた。
本機は9.2mmのダイナミック型ドライバーを搭載する密閉型のアクティブ・ノイズキャンセリングイヤホンだ。長さ1.2m Y型のケーブルの中心に“4つのボタン”を搭載するマイク付きリモコンを搭載する。Lightning端子に近い側にもう一つメス型の充電用Lightning端子を備えているので、iPhoneを充電しながら音楽が聴けるようになっている。
なおこの充電用Lightning端子だが、この端子を使ってiTunesをインストールしたPCとのデータの同期が行えた。ならば、以前に本連載で紹介した東芝のSeeQVault対応microSDカード「MSV-LTAシリーズ」(製品レビュー)とデータのやりとりができないか試してみたところ、残念ながら認識されなかった。「EarPodsをつないでペアリスニング」もできなかった。やはり基本的には充電用途が目的の端子のようだ。
リモコンには48kHz/24bitのDACとアンプ、DSPを内蔵する。Lightning経由で音声データをやり取りするICチップまわりの構成が従来のLightningイヤホンから一新されているが、本件については後で詳しく解説する。
最大の特徴は、iPhoneにイヤホンを接続した状態で、イヤホンと対になるiOSアプリ「RAYZ」と連動し、ノイズキャンセリング効果をユーザーそれぞれの環境に合わせて最適化したり、マイクの高い精度を活かして外部の環境音を取り込む「ヒアスルー」機能、通話時にユーザーの声だけを的確に拾う機能などを搭載した点にある。
■パイオニア初のLightningイヤホン「RAYZ」
昨年秋にアップルのiPhone 7が登場して以降、Lightning接続イヤホンはラディウスの「HP-NHL21」のほか、あまり目立った新製品が発表されてこなかった。今回パイオニアブランドから登場するふたつの製品「RAYZ PLUS」と「RAYZ」は、高い音質を追求しただけでなく、利便性の側面からもイヤホンリスニングを快適にするLightningイヤホンだ。
ラインナップは上位モデルの「RAYZ PLUS」と弟モデルの「RAYZ」。それぞれの違いは音楽を聴きながらiPhoneをチャージできる充電用Lightning端子の有無と、カラーバリエーションになる。今回は「RAYZ PLUS」を試用してみた。
本機は9.2mmのダイナミック型ドライバーを搭載する密閉型のアクティブ・ノイズキャンセリングイヤホンだ。長さ1.2m Y型のケーブルの中心に“4つのボタン”を搭載するマイク付きリモコンを搭載する。Lightning端子に近い側にもう一つメス型の充電用Lightning端子を備えているので、iPhoneを充電しながら音楽が聴けるようになっている。
なおこの充電用Lightning端子だが、この端子を使ってiTunesをインストールしたPCとのデータの同期が行えた。ならば、以前に本連載で紹介した東芝のSeeQVault対応microSDカード「MSV-LTAシリーズ」(製品レビュー)とデータのやりとりができないか試してみたところ、残念ながら認識されなかった。「EarPodsをつないでペアリスニング」もできなかった。やはり基本的には充電用途が目的の端子のようだ。
リモコンには48kHz/24bitのDACとアンプ、DSPを内蔵する。Lightning経由で音声データをやり取りするICチップまわりの構成が従来のLightningイヤホンから一新されているが、本件については後で詳しく解説する。
最大の特徴は、iPhoneにイヤホンを接続した状態で、イヤホンと対になるiOSアプリ「RAYZ」と連動し、ノイズキャンセリング効果をユーザーそれぞれの環境に合わせて最適化したり、マイクの高い精度を活かして外部の環境音を取り込む「ヒアスルー」機能、通話時にユーザーの声だけを的確に拾う機能などを搭載した点にある。