編集部員が感じた魅力をぶつけ合った
自腹で買うならどっち? AKGの2大NCヘッドホン・イヤホン「N60NC WIRELESS」「N20NC」
風間:ところで今回のフライト、長かったじゃない。
小野:…急に話変えますね。まあヨーロッパですから長いですよね。乗り継ぎの空港まで11時間くらいでしたっけ。そこから3時間待って、さらに1時間でようやく到着。
風間:俺、その片道のあいだ、N60NC WIRELESSをほぼ常時着けてたんだよ。ふつうそれだけ長いあいだ着けてたら耳が痛くなるはずだけど、N60NC WIRELESSは大丈夫だった。本当に優秀だと思ったよ。
■とにかくコンパクトだ「N20NC」
小野:さて、ここからは僕のターンで良いですか? N20NCの良さもプレゼンさせてください。
まず、装着性ということなら、N20NCもかなりハイレベルだと思うんですよ。なんと言っても、ハウジング部が小さい! 「イヤホンだから小さくて当たり前」なんて思っちゃダメです。N20NCは、ノイズキャンセリングイヤホン全てひっくるめた中でも小さくて、おまけに平たい!
風間:非ノイキャンイヤホンですらもっと大きかったり、耳から出っ張るのはたくさんあるよね。とにかくイヤホン部が小さくて平たいから、耳にすっぽり収まる。これがいい!
小野:そうです。このデザインが、長距離のフライトでじわじわ効いてくるんです。特に、寝るときには絶大なる効果を発揮します。
風間:わかる! イヤホン着けっぱなしで寝るときね。N20NCは寝返り打っても全然大丈夫だった。
小野:なんせエコノミーだと、狭いし寝るのも一苦労じゃないですか。そういう環境でも心地よく寝たいわけですよ。ノイキャンイヤホンで、あのゴォォォーっとうるさいエンジン音をピタッと止めると、その瞬間にパタッと熟睡できます。
風間:音楽聴かないで、ノイキャンだけONにして耳栓代わりにするのは、俺もよくやる。たしかに、帰りはN20NC着けて爆睡したけど、超快適だったな。…そういえば今思い出したけど、カナル型なのに圧迫感が全然なかった。
小野:そうなんです。スルッと耳に入りますよね。しかも耳を塞がれて不快な感じが無いんですよ! これは「アングルド・イヤチップ構造」も一役買ってるはずです。
風間:何それ?
小野:よく見てください。ノズルが斜めになっているじゃないですか。この構造のことです。アングルドっていうのは、たぶん「角度が付いた」って意味ですけど、この斜め具合、角度にも超こだわってると思うんですよ!
風間:地味にすごいな…。ということで、N20NCもすごく装着性が優秀ですから、イヤホン派でノイキャン探してる方、キャンペーン価格となっていることもあって要注目ですよ!
小野:その言葉、N20NC推しの僕が言いたかった…!