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ハイセンス有機ELテレビ「E8000」は高い期待を超えてきた! レグザエンジン/4Kチューナー搭載の注目機をレビュー
グローバルメーカーとして知られているハイセンスが、有機ELテレビの55型モデル「E8000」の国内発売を4月上旬より開始する。
昨年3月に東芝映像ソリューション株式会社を傘下に収めたハイセンスの有機ELテレビは、海外でも唯一オーストラリアで展開しているのみ。そんな状況下でE8000が登場することは、ハイセンスが日本のTV市場に本腰を入れ始めた証と考えても良いだろう。その先導役として期待される本機の実力を早速チェックしたい。
■進化したレグザエンジン「NEO plus」を搭載
E8000の特徴は、BS/CS 4Kチューナーを内蔵していること、そして高画質化エンジン「レグザエンジンNEO plus」の搭載だ。これはハイセンス/東芝映像ソリューション両社により共同開発された新しいチップとなる。
レグザエンジンNEO plusで用いられる高画質化の処理は、地デジ視聴時には3段階でアップスケールし、超解像処理とノイズ除去を実施。コントラスト制御で立体感ある色鮮やかな映像を表現、色を表現する領域を拡大してより現実に近い鮮やかな色彩を映し出す、SMR(スムース・モーション・レート)でフレーム補間を行うとある。類似する処理はいずれもレグザでも搭載されているのでチップ由来の技術として共通項も多いが、東芝レグザの “美肌リアライザー” に相当する機能はないなど、やはりまったく同じではない。だが、チップのポテンシャルとしてはレグザのX920と同等のものがベースだ。
4K有機ELパネルのスペックについては、公式表記としては高コントラストと倍速120Hz駆動など、東芝のX920と同様となっている。ただし、筐体デザイン、そして2ウェイスピーカー2基の構成に「Hi-sound pro」の技術が搭載されたサウンドシステムは、ハイセンスのオリジナルだ。
薄型テレビとしてのシステムプラットフォーム、地デジや4K衛星放送チューナーによる番組視聴の操作といったOSプラットフォームについては、やはりレグザがベースとなっている。チューナーについては地デジ3系統+4K放送1系統といった仕様で、ここもX920とは異なる。
一方スマートテレビ機能には、ハイセンスオリジナルの「VIDAA」を採用。映像配信を起動するランチャーと呼ぶべき操作性で、日本向けの映像配信はNetflix、YouTube、dTVなど出荷状態で11種類に対応する。また、本体機能としてGoogle アシスタント、Amazon Alexaなど音声アシスタント対応の機能も実装されている。
機能面については、日本の消費者に合っている東芝のプラットフォームをベースに、録画とスマートテレビ機能をシンプル化したものと考えると良さそうだ。
昨年3月に東芝映像ソリューション株式会社を傘下に収めたハイセンスの有機ELテレビは、海外でも唯一オーストラリアで展開しているのみ。そんな状況下でE8000が登場することは、ハイセンスが日本のTV市場に本腰を入れ始めた証と考えても良いだろう。その先導役として期待される本機の実力を早速チェックしたい。
■進化したレグザエンジン「NEO plus」を搭載
E8000の特徴は、BS/CS 4Kチューナーを内蔵していること、そして高画質化エンジン「レグザエンジンNEO plus」の搭載だ。これはハイセンス/東芝映像ソリューション両社により共同開発された新しいチップとなる。
レグザエンジンNEO plusで用いられる高画質化の処理は、地デジ視聴時には3段階でアップスケールし、超解像処理とノイズ除去を実施。コントラスト制御で立体感ある色鮮やかな映像を表現、色を表現する領域を拡大してより現実に近い鮮やかな色彩を映し出す、SMR(スムース・モーション・レート)でフレーム補間を行うとある。類似する処理はいずれもレグザでも搭載されているのでチップ由来の技術として共通項も多いが、東芝レグザの “美肌リアライザー” に相当する機能はないなど、やはりまったく同じではない。だが、チップのポテンシャルとしてはレグザのX920と同等のものがベースだ。
4K有機ELパネルのスペックについては、公式表記としては高コントラストと倍速120Hz駆動など、東芝のX920と同様となっている。ただし、筐体デザイン、そして2ウェイスピーカー2基の構成に「Hi-sound pro」の技術が搭載されたサウンドシステムは、ハイセンスのオリジナルだ。
薄型テレビとしてのシステムプラットフォーム、地デジや4K衛星放送チューナーによる番組視聴の操作といったOSプラットフォームについては、やはりレグザがベースとなっている。チューナーについては地デジ3系統+4K放送1系統といった仕様で、ここもX920とは異なる。
一方スマートテレビ機能には、ハイセンスオリジナルの「VIDAA」を採用。映像配信を起動するランチャーと呼ぶべき操作性で、日本向けの映像配信はNetflix、YouTube、dTVなど出荷状態で11種類に対応する。また、本体機能としてGoogle アシスタント、Amazon Alexaなど音声アシスタント対応の機能も実装されている。
機能面については、日本の消費者に合っている東芝のプラットフォームをベースに、録画とスマートテレビ機能をシンプル化したものと考えると良さそうだ。