[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域:第227回
最強「100均イヤホン」を探せ! 12機種ガチ検証、勝つのはダイソー? Seria? それとも…
■あれから5年……最強の100均イヤホン選びが再び始まる
ある春の午後、編集部からひとつの小包が届いた。
100均イヤホン詰め合わせ! 具体的な指示もなく、いきなりの100均イヤホン詰め合わせ! ど、どうしろと…?100均イヤホンは前にもチェックして散々な結果だったではないか…!(「ダイソー“108円イヤホン/ヘッドホン”一気聴き!その驚愕の実力とは?)
いやしかし、あの企画から5年もの歳月が過ぎている。状況が変わるには十分すぎる時間と言えるだろう。「凪のあすから」の第一部から第二部までに流れた時間も5年。幼女だった美海(CV:小松未可子さん)もさゆ(CV:石原夏織さん)も、魅力的な女子中学生になっていたではないか。
それに今回は、サンプルとなる100均イヤホンを編集部が多く集めてくれている…。ということは!この中に最強の100均イヤホンがあるのでは?!そしてこれらを全般的にチェックすれば、「100均イヤホンの傾向と対策 もしも買うときはここに注意!」といったポイントをまとめることもできるかもしれない。とにかく聴いてみよう!
というわけで、編集部から送られてきた100均イヤホン詰め合わせの中身がこちら!
■今回の100均イヤホンまとめ!からのピックアップ!
いきなりまとめ表をドーン!さて全般的にチェックした話は後回しにするとして、とりあえず、最高得点【5点(100点満点中)】を獲得した2019年“最強”100均イヤホンは…「Watts」だ!!!続いて「Can★Do」「Seria」、そしてかなりヤバ……印象的だったのは「ダイソー」という結果に。だが正直、差はない!!なのでここからは、特にヤバ……印象的だったいくつかのモデルをピックアップして紹介していこうと思う。なお各イヤホンには便宜上の仮称として「ダイソーのひとつめ=D-1」のような名前を付けた。
●ダイソーD-1は音の左右が逆になっている個体を引き当てろ!
前回の記事に登場したものとパッケージこそ変わってはいるが、中身はほぼ同じなこちら、ダイソーのカナル型 D-1。一見したところは「イヤーモニター型」っぽいカタチをしているのだが…。
イヤモニ的にケーブルを耳の上に回すスタイルで装着しようとすると、実は左右逆!しかし正しい左右で装着すると今度は装着感がおかしい!
つまりこのイヤホン、装着感的にしっくりくるように装着すると音的には左右が逆になり、音的に左右が正しいように装着すると装着感がおかしくなる。もう、この世界の何が正しくて何が正しくないのかわからない。
しかし!表にも記載してあるように、実は同社のオープン型 D-2の今回テストした個体は、左右の音が逆になっていた。何も間違えない人間なんていないので、そういうこともある。
ということは、だ。運が良ければこちらのD-1でも、音の左右が逆になっている個体を引き当てられる可能性もあるのでは? それこそが装着感の左右と音の左右が一致する最強のD-1だ!?
ある春の午後、編集部からひとつの小包が届いた。
100均イヤホン詰め合わせ! 具体的な指示もなく、いきなりの100均イヤホン詰め合わせ! ど、どうしろと…?100均イヤホンは前にもチェックして散々な結果だったではないか…!(「ダイソー“108円イヤホン/ヘッドホン”一気聴き!その驚愕の実力とは?)
いやしかし、あの企画から5年もの歳月が過ぎている。状況が変わるには十分すぎる時間と言えるだろう。「凪のあすから」の第一部から第二部までに流れた時間も5年。幼女だった美海(CV:小松未可子さん)もさゆ(CV:石原夏織さん)も、魅力的な女子中学生になっていたではないか。
それに今回は、サンプルとなる100均イヤホンを編集部が多く集めてくれている…。ということは!この中に最強の100均イヤホンがあるのでは?!そしてこれらを全般的にチェックすれば、「100均イヤホンの傾向と対策 もしも買うときはここに注意!」といったポイントをまとめることもできるかもしれない。とにかく聴いてみよう!
というわけで、編集部から送られてきた100均イヤホン詰め合わせの中身がこちら!
■今回の100均イヤホンまとめ!からのピックアップ!
いきなりまとめ表をドーン!さて全般的にチェックした話は後回しにするとして、とりあえず、最高得点【5点(100点満点中)】を獲得した2019年“最強”100均イヤホンは…「Watts」だ!!!続いて「Can★Do」「Seria」、そしてかなりヤバ……印象的だったのは「ダイソー」という結果に。だが正直、差はない!!なのでここからは、特にヤバ……印象的だったいくつかのモデルをピックアップして紹介していこうと思う。なお各イヤホンには便宜上の仮称として「ダイソーのひとつめ=D-1」のような名前を付けた。
●ダイソーD-1は音の左右が逆になっている個体を引き当てろ!
前回の記事に登場したものとパッケージこそ変わってはいるが、中身はほぼ同じなこちら、ダイソーのカナル型 D-1。一見したところは「イヤーモニター型」っぽいカタチをしているのだが…。
イヤモニ的にケーブルを耳の上に回すスタイルで装着しようとすると、実は左右逆!しかし正しい左右で装着すると今度は装着感がおかしい!
つまりこのイヤホン、装着感的にしっくりくるように装着すると音的には左右が逆になり、音的に左右が正しいように装着すると装着感がおかしくなる。もう、この世界の何が正しくて何が正しくないのかわからない。
しかし!表にも記載してあるように、実は同社のオープン型 D-2の今回テストした個体は、左右の音が逆になっていた。何も間違えない人間なんていないので、そういうこともある。
ということは、だ。運が良ければこちらのD-1でも、音の左右が逆になっている個体を引き当てられる可能性もあるのでは? それこそが装着感の左右と音の左右が一致する最強のD-1だ!?
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