[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第217回】行き着いた先の、さらに先へ! 「秋のヘッドフォン祭2018」 超個人的ベスト5
去る10月27日と28日の土日、恒例「秋のヘッドフォン祭」が開催された。初日はpetit miladyオーケストラコンサートと重なっていたため、僕は二日目のみ参加。その二日目だが、今回は主なイベントがメーカー発表会系は初日、よりバラエティ豊かな催しは二日目というように分かれていたこともあってか、適度にゆるい雰囲気が感じられブースも回りやすかった。まあ、その二日目のイベントにもガチ勢が混じっていたが……
その一つ、小岩井ことりさんは完全に“ガチ”。イベント&インタビューからポタオデ愛が溢れ出ていた!
……何はともあれ、今回も編集部レポートとは完全独立型な高橋敦個人の「勝手にベスト5」を紹介させていただこう。キーワードは「再び熱い!」だ。
【第5位】“AKGモニターヘッドホン”が再び熱い!
AKGのモニターヘッドホンというとオーディオファンの印象としてはK702、K612 PRO、K812/K872などのハイエンド機の印象が強いのではないかと思う。しかし、スタジオ等でのモニターヘッドホンとして真のド定番に君臨しているのは240番シリーズと270番シリーズ、現行モデルとしては「K240 MKII」と「K271 MKII」だ。
その両モデルとは別口ではあるが、同じく「240」「270」の番号を背負うニューモデル「K245」「K275」が登場した!
上の写真でもクローズアップしているように、今回のニューモデルにおける最大のポイントはフォールディング機構「3-AXIS」ヒンジの搭載。キャリングポーチも付属し、コンパクトに折りたたんで収納&携帯できるようになった。
そして、折りたたみできるようになったにも関わらず、ヘッドバンド調整不要のセルフアジャスト機構も維持!なので、折りたたんだ状態からでもそのまんま再びさっと使い始められる。この扱いやすさはプロユースはもちろん、リスナーの普段使い用としても便利なはずだ。
音質や装着感についてはもう「安定のAKGモニター」の一言。あとは、240/270番の伝統通りK245がオープン型、K275がクローズド型となっているので、音の好みや使う場所によって選び分ければ良い。
【第4位】“Bluetoothリケーブル&レシーバー”が再び熱い!
完全ワイヤレスイヤホンも出揃ってきた現在、「手持ちのイヤホンをワイヤレス時代にも使い続けたい!」というこだわりを持ち続けるユーザーも少なくなってきたのだろうか、一時期は新製品が出るたびに話題になっていたBluetoothリケーブルも、今やそれほど話題にはならない。
…の、だが!実はこの「手持ちのイヤホンをワイヤレス時代にも使い続けたい!」に応えてくれる系アイテムは、むしろ今がいちばん充実しているかもしれない。
まず今回の目玉としてはやはりこちら、Shure「RMCE-BT2」だ!
遂にaptX HD等の高音質コーデックにも対応!…というのが分かりやすいポイントではあるが、その音質に最大の貢献を果たしているのは、チップセットに標準搭載のヘッドホンアンプ回路をバイパスして増設された独自設計のヘッドホンアンプだ。これが同社イヤホンの力を引き出してくれる。
一方、より手軽にBluetooth対応を!というユーザーに注目してほしいのは、Bluetoothレシーバー機能搭載ポータブルアンプ的な製品。
ワイヤレス専用で考えるならば、ケーブル部分を最小限にできるリケーブルの方がスマート。しかし一つのイヤホンに対して、DAPとはワイヤード、スマホでラジオ等を聴くときにはワイヤレスと使い分けたい場合、リケーブルでは正直差し替えが面倒だ。そういった使い方にはこのタイプのアイテムをおすすめしたい。
そんなところも含めて、この連載でも近く「Bluetoothリケーブル&レシーバー特集」的な記事を執筆予定。乞うご期待!
その一つ、小岩井ことりさんは完全に“ガチ”。イベント&インタビューからポタオデ愛が溢れ出ていた!
……何はともあれ、今回も編集部レポートとは完全独立型な高橋敦個人の「勝手にベスト5」を紹介させていただこう。キーワードは「再び熱い!」だ。
【第5位】“AKGモニターヘッドホン”が再び熱い!
AKGのモニターヘッドホンというとオーディオファンの印象としてはK702、K612 PRO、K812/K872などのハイエンド機の印象が強いのではないかと思う。しかし、スタジオ等でのモニターヘッドホンとして真のド定番に君臨しているのは240番シリーズと270番シリーズ、現行モデルとしては「K240 MKII」と「K271 MKII」だ。
その両モデルとは別口ではあるが、同じく「240」「270」の番号を背負うニューモデル「K245」「K275」が登場した!
上の写真でもクローズアップしているように、今回のニューモデルにおける最大のポイントはフォールディング機構「3-AXIS」ヒンジの搭載。キャリングポーチも付属し、コンパクトに折りたたんで収納&携帯できるようになった。
そして、折りたたみできるようになったにも関わらず、ヘッドバンド調整不要のセルフアジャスト機構も維持!なので、折りたたんだ状態からでもそのまんま再びさっと使い始められる。この扱いやすさはプロユースはもちろん、リスナーの普段使い用としても便利なはずだ。
音質や装着感についてはもう「安定のAKGモニター」の一言。あとは、240/270番の伝統通りK245がオープン型、K275がクローズド型となっているので、音の好みや使う場所によって選び分ければ良い。
【第4位】“Bluetoothリケーブル&レシーバー”が再び熱い!
完全ワイヤレスイヤホンも出揃ってきた現在、「手持ちのイヤホンをワイヤレス時代にも使い続けたい!」というこだわりを持ち続けるユーザーも少なくなってきたのだろうか、一時期は新製品が出るたびに話題になっていたBluetoothリケーブルも、今やそれほど話題にはならない。
…の、だが!実はこの「手持ちのイヤホンをワイヤレス時代にも使い続けたい!」に応えてくれる系アイテムは、むしろ今がいちばん充実しているかもしれない。
まず今回の目玉としてはやはりこちら、Shure「RMCE-BT2」だ!
遂にaptX HD等の高音質コーデックにも対応!…というのが分かりやすいポイントではあるが、その音質に最大の貢献を果たしているのは、チップセットに標準搭載のヘッドホンアンプ回路をバイパスして増設された独自設計のヘッドホンアンプだ。これが同社イヤホンの力を引き出してくれる。
一方、より手軽にBluetooth対応を!というユーザーに注目してほしいのは、Bluetoothレシーバー機能搭載ポータブルアンプ的な製品。
ワイヤレス専用で考えるならば、ケーブル部分を最小限にできるリケーブルの方がスマート。しかし一つのイヤホンに対して、DAPとはワイヤード、スマホでラジオ等を聴くときにはワイヤレスと使い分けたい場合、リケーブルでは正直差し替えが面倒だ。そういった使い方にはこのタイプのアイテムをおすすめしたい。
そんなところも含めて、この連載でも近く「Bluetoothリケーブル&レシーバー特集」的な記事を執筆予定。乞うご期待!
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