[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域:第227回
最強「100均イヤホン」を探せ! 12機種ガチ検証、勝つのはダイソー? Seria? それとも…
●Can★DoとSeriaの同型機にオーディオの真髄を感じる
Can★Do C-2とSeria S-3は、マイクの有無という違いはあるが、共にオープン型…。
……え?
……ていうかイヤホン本体、どう見ても同じものじゃねーか!
だがしかし!だ。聴き比べると音は違う。悪くない感じのC-2と比べて、S-3はどうも軽めな感じだ。
……なるほど。
「S-3にはマイク信号用の線もあるはずなのに、ケーブル全体の太さはC-2と変わっておらず、音楽信号用の線が細くなっている可能性がある」
「形状や構造等が同じであっても、その音にはメーカーごとのチューニングの技術やセンスによる差が出る」
そのように微細な違いまでもが音に反映される、されてしまうのがオーディオ!
同じ形で違う音なこの二つのイヤホンは、オーディオの真髄を示すものと言えるだろう。
他に気になったイヤホン気になったポイントは写真で紹介。
■そして100均イヤホン選びのポイントは?
そんなこんなもありつつ、では「100均イヤホン選びはここがポイント!」というところも解説。まずは再びこちらのまとめ表を見ていただいて……
表にある項目で特に重要なのは、
(1)カタチ
(2)イヤピ
(3)マイク
左右・位相・音質とかは、運次第だったりどれもアレだったりするので、あまり気にしないで良いのではないかという私見。それでは詳しく“重要”項目を見ていこう。