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大画面、高画質、超ハイコスパ! ハイセンス4Kテレビ「65U7E」の魅力に迫る!

公開日 2019/07/19 06:00 折原一也
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■“高画質”な65型大画面4Kテレビが16万円以下! ハイセンス「65U7E」が大ヒット中

4Kテレビの普及とともに薄型テレビの大型化も進む昨今、かつては“大型”とされていた50型以上が今では当たり前のサイズとして定着を始めた感もある。ワンランク上の迫力と臨場感を求めるプレミアムな“大画面テレビ”の役割は、60型以上が担うようになってきたと言えるだろうか。

そんな60型以上サイズのなかで大ヒットとなっているのが、ハイセンス“ULED TV”「U7Eシリーズ」の65型モデル「65U7E」。新4K放送チューナーを内蔵しつつも、記事執筆時点(※2019年7月上旬)の実売価格が16万円を割り込むショップも出ており、65型という大型サイズを狙っている人にとって有力な購入候補になるモデルだ。

U7Eシリーズ。搭載する映像エンジン「レグザエンジン NEO plus」がアワード「VGP2019 SUMMER」において企画賞を受賞している

ハイセンスは中国の薄型テレビシェア1位、世界シェア4位というグローバルな巨大ブランド。昨年4月には東芝のデジタルAV機器部門である東芝映像ソリューションを傘下に収めており、同社との密接な協力関係の下にハイエンドな4Kテレビ開発を本格化。現在、日本での4Kテレビは有機ELテレビ「E8000」と、本稿で紹介する液晶モデル「U7E」、そして同じく液晶モデル「E6800」、さらには「A6800」に「A6500」、最も手頃なエントリー機「A6100」と多彩なラインナップを展開している。

メタル素材のスタンドなど細部のパーツも価格以上のグレードのものを採用。世界規模で一度に大量のパーツを仕入れることでコストを抑えられるハイセンスの部材調達力の賜物だ

■倍速パネルにエリア駆動他、数々の高画質技術を投入

では、そんな大ヒット中の65型4K液晶テレビ「65U7E」の特長や画質傾向はどのようなものだろうか。

評論家の折原一也氏がU7Eの実力をチェックした

テレビチューナーは、昨年12月にスタートした新4K衛星放送チューナーを内蔵。通常の(2Kの)地デジ/BS/110度CSチューナーも3波仕様で、2番組同時録画+裏番組視聴も行える。スマートテレビとしてのインターフェースには“VIDAA”を採用し、NETFLIXやYouTubeなど全11の映像配信サービスにも対応している。

リモコンには4KボタンやNETFLIXボタンを装備

65型の大画面ともなると、より本質的な高画質化が求められるが、その点もぬかりがない。パネルは解像度3,840x2,160のVAパネルで、120Hzの倍速パネルを採用している。また、エリア別制御LEDバックライト採用と、プレミアムな大画面テレビに求められる画質水準を満たすべく様々な技術を投入している。

映像エンジンは東芝映像ソリューションと共同開発した「レグザエンジンNEO plus」。ハイセンスの4K液晶テレビ最上位として、高画質エンジンでも差別化が行われている。

4K映像に対しては、映像の種類に応じた適切なフレームを参照し、ノイズ処理・高画質処理を行う「BS/CS 4K高画質処理 plus」を適用。地デジ映像も「地デジ高画質処理 plus」での3段階に渡るアップコンバート処理で高精細に4K相当にする。

映像の種類に応じた適切なフレームを参照することで4K映像をさらに高画質化

■「適応フレーム画質処理」や「テクスチャー適応型ノイズフィルター」などの高画質化技術も

4K入門機「E6800」には搭載されていない、本機(と有機ELモデル「E8000」)の高画質化処理のひとつが「適応フレーム画質処理」。地デジも4K放送の映像も、複数フレームの中から適したフレームを参照することにより、ノイズやチラつきを排除した精細な映像を映し出す。

秒間30コマのCM映像、24コマの映画コンテンツ、60コマのテレビ番組といった具合に映像の種類を判別してそれぞれ適切なフレームを参照。その参照フレームに基づいて処理をすることでより正確に高画質化することができる

次ページ入門モデルとは一線を画す「65U7E」のプレミアムな高画質

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