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大画面、高画質、超ハイコスパ! ハイセンス4Kテレビ「65U7E」の魅力に迫る!

公開日 2019/07/19 06:00 折原一也
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加えて、「テクスチャー適応型ノイズフィルター」により、処理対象画素の周囲を解析。エッジに合わせて形状を判断し、超解像などアップコンバートによるぼやけも防ぐ。

絵柄の相関性を解析し、映像のぼやけを防止

そして、映像信号に対する超解像は「2段階超解像処理」でより細かな最適化を行い、「エリア別高画質復元」ではノイズが目立つ平坦な部分はノイズ処理、目立たない細かな部分はシャープさを引き上げるといったように部分ごとに適した画質処理を行う。

さらに、テロップなどにある斜めや丸みのある部分もなめらかに描き出す「多方面エッジ画質処理」も搭載。また、地デジを始めとしたSDRの映像に対しては、「HDR再現処理Plus」でAIによってコンテンツ内容を判別してHDR化する。そのほか、「64軸色彩コントロール」により高精度な色空間変換を行い、より自然でリアルな色合いを再現する機能もある。

このように、様々な高画質化処理技術を投入している本機。「65U7E」は間違いなく4K液晶テレビのプレミアムモデルという位置づけなのだ。

背面端子部。CASカードはミニCASサイズを採用

■入門モデルとは一線を画す「65U7E」のプレミアムな高画質

では、実際に「65U7E」の画質をチェックしていこう。

まずは地デジ放送を映像モード「スタンダード」で視聴。ワイドショーやニュース番組をチェックしていくと、明るさを一定レベルで出しながら色をややディープに出す映像チューニングだ。

映像モードは5種類から選択可能

本機が特にその高画質性能を発揮するのが赤色の表現力。ニュース映像に映った日の丸の旗やテロップの赤色などを広色域の高いレベルで表現してくれる。

一般的に海外メーカーのテレビは映像に鮮やかな味付けをしているイメージがある方もいるかもしれないが、映像モードを「自動」にして表示した本機の映像は、そうした先入観とはまったく異なる、落ち着いたトーン。スタジオを撮影した画面全体のセットも見通しがクリアで、ワイドショーの番組でも出演者の肌の陰影、シワの質感まで立体的に表現できている。

新4K衛星放送では、NHK BS4Kの番組ガイド番組にあたる『こっち すごいよ。』を鑑賞。4K8K放送の各番組をダイジェストでガイドしていく内容だが、ナビゲート役を務める出演者の瞳の輝き、髪の毛の一本一本まで見分けられる解像力に圧倒される。

ダイジェストで紹介される各番組を見ても『ルーブル美術館 美の殿堂 500年の旅』での絵画の質感(特に金色に輝く映像の美しさ!)、『世界三大オーケストラの響き』のコンサートホールの立体感など、4K放送の圧倒的な情報量を余すことなく引き出しているのが確認できた。65型の大画面でも映像の甘さを感じることはまったくなく、むしろ肉眼で観るような超高画質だ。

■「65型の大画面と高画質が格安で手に入る、超ハイコスパモデル」

「65U7E」の画質面でのポテンシャルを余す所なく引き出したのが、UltraHD Blu-rayで視聴した映画『アリー/スター誕生』だ。主人公・アリー(レディ・ガガ)が「シャロウ」を歌うライブ映像のシーンでは、意図的に画面の中に入るステージライト、その光の眩しさまでもリアルに再現する。

映像モードの選択以外にも様々な項目で画質を自分好みにカスタマイズできる

この映像体験は、プレミアムな高画質性能を持つ本機でしか表現できない水準と言っていい。赤、青、緑のライトに照らされながら歌うアリーの様子も、ただ光の色だけでなく、その肌のタッチまで見事に描かれる。

ステージライトが当たらない影の部分の沈み込み、暗部階調の安定性も4K液晶として相当の実力を持っている。これぞエリア駆動対応のバックライト搭載の賜物だ。

日本の映像作品ではビコムによる『Train Night View 夜の山手線』を視聴。僕自身も日常的に見慣れた渋谷のスクランブル交差点を撮影した映像も、行き交う車のヘッドライトの光の表現力、渋谷交差点の大型ビジョンの映像までもリアルに描き出す。

4K液晶テレビのなかでも65型という大型サイズ、かつ、プレミアムモデルとして高画質によって差別化を図ったハイセンスの「65U7E」。65型の大画面と高画質が格安で手に入る、超ハイコスパモデルだ。

(協力:ハイセンスジャパン株式会社)

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