オープン型なのにノイキャン実現
Androidでも使える “強化版耳うどん” 先行レビュー。ファーウェイ完全ワイヤレスをAirPodsと比べた
■FreeBuds 3の外観をチェック
外観はAirPodsによく似ているが、当然ながら異なる部分もある。特に大きな違いとしては、スティック部分の長さが挙げられる。
AirPodsはイヤホンのハウジング部からステム部、いわゆる “うどん” 部が伸びているのに対して、FreeBuds 3はまっすぐ伸びた “うどん” の上のほうに、イヤホンがぶら下がっているような印象。ただし全長はほぼ変わらないため、着けてみるとそれほど印象は変わらない。
そのほか仔細に眺めると、イヤホンのハウジング部上部にポートがあるのもAirPodsと共通している。ステムの上部にマイクらしき穴があるのも同じだ。
そしてイヤホンの内側に、大きめの黒丸が2つあるのがFreeBuds 3の特徴として目を引く。片方はセンサー、もう片方はマイクもしくはポートのように見える。
実際に着けてみると、FreeBuds 3の装着感はAirPodsに似ている。ただしFreeBuds 3の方が、少しだけしっかりと耳を塞ぐ印象だ。装着してみると、それだけで少し外音がマスクされる。とはいえ、オープン型の開放感が損なわれているほどではない。絶妙なバランスだ。
ケースについても触れておこう。FreeBuds 3のケースは円形の独特なデザイン。仕上げの質感も高く、フタの部分の開け閉め時の「パチン」という感触も心地よい。このあたりの設計・工作精度の高さは、さすがの一言だ。