【PR】軽い装着感とライブ感ある低音も魅力
オープンフィット型+NCの衝撃、楽さなら一択? 試さないと損な完全ワイヤレス、ファーウェイ「HUAWEI FreeBuds 3」
■オープン型なのに、驚きのノイキャン効果。Android端末なら効き具合を調整可能
HUAWEI FreeBuds 3による音楽リスニング体験は、一体どのようなものだろうか。まず音漏れについては、これまでのオープン型イヤホンと大きく変わらない。耳を完全に密閉していないので、外の音がやや聞こえてくるといった特徴もそのままだ。そんないわゆるオープン型なのに、HUAWEI FreeBuds 3は左イヤホンを2回ノックすると、“ノイズキャンセリング機能” が有効になる。
ノイズキャンセリング機能の効果は、もともと漏れ伝わってきた外音の騒音の音量をぐっと絞るように抑えてくれる印象。ノイズキャンセルをONにした途端、音楽のみがクリアに聴こえ始める。騒音軽減の効果は全帯域に及ぶが、特に街中の喧騒や室内のエアコンノイズといった中域に対して上手く働くようだ。
電車の中で音楽再生しながら使ってみると、ノイズキャンセルによる走行音の抑え込みをハッキリ体感できる。オープン型でこの騒音軽減効果を得られることが、正直言って驚きだ。場所によっては、たとえば周囲の音変化が大きい駅構内では所々外の音が聞こえ始めたりするが、環境に応じて自動で調整している証拠だ。
HUAWEI FreeBuds 3のノイズキャンセリング機能はデフォルトでも効果的だったが、Android端末ならGooglePlayからダウンロードできる「HUAWEI AI Life」アプリからカスタマイズも可能。UIは360度のダイヤルを回すようにして効果を調整する仕組みで、実際に操作してみると、騒音軽減の強度というよりは、帯域別の効き方と外音とのバランス調整という方が実態に近い。
僕がテストした限りでは、デフォルトである0度付近が最も騒音低減効果が大きく、あとはその効果のバランスを変えつつ、外音取り込み風に機能してくれた。最適な設定値は個人差があるようなので、アプリでダイヤルを操作しながらぜひ丁度良いバランスを見つけて欲しい。
なお、カスタマイズした結果はHUAWEI FreeBuds 3の本体側に保存される。一度アプリのUIから調整しておけば、Bluetooth接続するプレーヤーをiPhoneやDAPに変更しても調整した内容は有効だ。
HUAWEI FreeBuds 3は通信安定性、音途切れの無さについても極めて優秀だった。今回の検証は東京駅構内や帰宅ラッシュの混雑している電車の車内で検証していたが、Android端末であるファーウェイのスマートフォン、iPhoneのどちらで検証しても音途切れは全くなかったことは特筆したい。
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