■軽量でコンパクトなボディに使い勝手のよい操作系
S1よりも小ぶりで軽いコンパクトなボディは、手にするとグリップがしっかり握れ、全体的に適度なボリューム感が心地よい。これならば長時間の持ち歩きや望遠レンズ装着時でも、負担がかからず撮影に集中できる
ファインダーは約236万ドットの有機ELパネルを採用し、倍率は0.74倍。接眼部のゴムパーツも大きく、被写体の確認も容易だ。各ボタンやダイヤルなどの操作部材もシンプルかつ、わかりやすいもので、LUMIXの中〜上位機でお馴染みになりつつある、直列配置の「ホワイトバランス」「ISO感度」「露出補正」の各設定ボタンも踏襲し、すっと受け入れやすい。
使用頻度の高い「ホワイトバランス」「ISO感度」「露出補正」の設定ボタンを、シャッター上部に並列配置。LUMIXの中級機以上に共通した馴染みのあるレイアウトだ グリップ側の側面には、SDメモリーカードスロットをダブルで搭載。どこでも手軽に調達しやすいSDメモリーカードの採用は、本機の性格を思えば嬉しい限り。背面モニターはフリーアングルで、自撮りや流行りのYouTubeなどの収録でも、自分の姿が確認しやすいタイプだ。
SDカードスロットは、用途に応じて「順次記録」「バックアップ記録」「振り分け記録」が可能なダブルスロットを採用。UHS-II対応スロットを1基、UHS-I対応スロットを1基備える 動画に関しても、ミラーレス黎明期よりビデオグラファー向け機種も注力してきたお家芸だけに、高精細で滑らかな動きの4K/60p 10bit動画記録を筆頭に、クリエイターに向けて、Log撮影やスロー&クイックモーション撮影にも対応。記録モードも幅広く用意されている。