HOME > レビュー > ULTRASONEはワイヤレスでも“唯一無二の音質”!最新3モデルを一斉レビュー

【特別企画】高級ヘッドホンブランドの新しい取り組みが満載

ULTRASONEはワイヤレスでも“唯一無二の音質”!最新3モデルを一斉レビュー

公開日 2022/03/30 06:30 折原 一也
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

ULTRASONEの音質でゲームも楽しむ!ワイヤレスゲーミングヘッドセット「METEOR ONE」

ULTRASONE初となる密閉型ワイヤレスゲーミングヘッドセットが「METEOR ONE」だ。ドライバーには40mm径ダブルマイラーフィルム振動板、そしてULTRASONEの独自技術S-Logicテクノロジーを採用と、ゲーミングヘッドセットの枠組みにおいても独自設計を満載している。Bluetooth 5.0でSBC/AACコーデックに対応する。

ワイヤレスゲーミングヘッドセット「METEOR ONE(メテオ・ワン)」(27,980円/税込)

いっぽうでMETEOR ONEには、ゲーミングヘッドセットならではの仕様が多数備わっている。まず、口元に伸びるブームマイク。取り外し自由なデタッチャブル仕様で、ボイスチャットが重要なゲームとそれ以外での使い分けにも便利。マイク部はcVc 8.0音声ピックアップ技術とデュアルマイクによるノイズリダクションにも対応する。なお、ブームマイクよりも音質は落ちるが本体側にもマイクを内蔵しており、通常のワイヤレスヘッドホンとしても使用可能だ。

また、METEOR ONEは有線でも接続可能で、ブームマイク付き専用ケーブルが付属。PS5などの据え置きゲーム機をプレイする際や、METEOR ONEのバッテリーが残り少ない場合でも利用できる。

有線接続用のケーブルも付属。ブームマイク付きなので通話品質もワイヤレスに劣らない

ISARと同様に収納ケースが付属。ブームマイクの収納スペースもしっかりと用意されている

そしてBluetooth接続時には、Bluetoothながら遅延を約30ミリ秒まで抑えるという“タクティカルモード”に対応。実際にスマホ接続で試してみると、画面の動きに対して音の遅延が抑えられることを確認できた。

計7種類のLEDライトエフェクトの搭載も、まさにゲーミング仕様といったところ。電源ボタンを短押しする度に発光カラーが順番に切り替わり、ダブルクリックすればLEDのオン/オフを切り替えられる。IP54の防塵防水規格準拠というタフさも使う上で安心だ。

内蔵LEDで、ロゴとその周囲を好みのカラーで彩ることもできる

METEOR ONEの音質をまずiPhoneの音楽リスニングで体験してみると、やはりそこはULTRASONE流。歌声は距離を付けて美しく浮かび、柔らかでナチュラルに聴けるし、楽器の音情報も豊富。低音もパワーがみなぎっている。スマホゲームのサウンドでも、ボイスのリアルさ、環境音など距離感の再現がしっかりとしている。

続いて、METEOR ONEをPS5との有線接続でオープンワールドRPGのゲームもプレイしてみたが、BGMの音空間の自然な拡がりがとても広大だ。そして轟音のように響く低音も迫力がパワーアップ。ゲームの世界へと没入するためのゲーミングヘッドセットとしてとても優秀だ。

ULTRASONEの技術とゲーミングに求められる要素を融合させたMETEOR ONE。ゲーミングと銘打ってはいるものの、実際には音楽や動画もハイクオリティに楽しめる、オールマイティーな1台だ。




(企画協力:アユート)

前へ 1 2 3

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE