【PR】無料でもここまで使える
無料なのに多機能の「VideoProc Vlogger」をレビュー!動画編集を始めるならいま!
■BGMを挿入、エフェクトも適用してみた
BGMやSE(効果音)は、タイムラインの「オーディオトラック」に素材を置くだけ。各トラックはトラック左下の「+」ボタンから自由に数を増やせるので、屋外で撮影した動画にナレーションとBGMとSEを加える……なんて使い方もできるだろう。無料ソフトにありがちなトラック数の制限もなく、非常に快適だ。
スマートフォンの動画編集ソフトだと、タッチパネルで直感的にトリミングできる反面、細かな操作がうまくいかずにムズムズすることも……。しかしVideoProc Vloggerでは、各トラックのカット編集も細かく快適に行える。
カット編集をするには、タイムラインのカーソルをカットしたい位置に動かして「分割」していくのだが、こちらはキーボード操作で1フレーム単位で動かせるため、確実な操作が可能だ。動画編集ソフトとしては基本的な機能であるだけに、その違和感のなさに完成度の高さを感じさせてくれる。
動画上に別の動画や画像を重ねる場合は、「オーバーレイトラック」に素材を置いていく。不透明度や変形、ノイズ除去などの細かな設定も直感的に操作可能。動画の上にさらに動画を重ねてワイプのようにして使うなど、すぐに思った通りの形に表現できるはずだ。
■グリーンバックで背景の合成もできる
背景布を用意すればクロマキー合成(背景の透過)も手軽に設定できる。筆者はグリーンバックを用意したので、動画の設定項目内にある「クロマキー」にチェックを入れるだけですぐに背景が透過された。違う色の背景布を使うなら「カラー」の色を変更すればOK。こちらも合成の精度を調整できるため、かなり綺麗に切り抜ける。
もちろん、エフェクトやトランジション(場面切り替え)も豊富なプリセットが用意されている。日常的な動画ではそこまで多用しない機能かもしれないが、旅行先の動画など、ふとした場面を彩りたいときに便利といえる。
編集が終わったら、最後に「出力」メニューから動画を書き出せる。動画出力時にはプリセットは用意されていないものの、標準の設定でも問題なく綺麗な動画が出力された。設定内容もなかなかに多く、各動画共有サービスなどの推奨設定に合わせた書き出しも自由に行える。
もちろん、書き出した動画にロゴの透かしなども入っていない。一般的な動画編集ソフトと遜色ない仕上がりで、よくありがちな「無料ソフトで作ったっぽい感じ」もかなり抑えられるだろう。
このようにVideoProc Vloggerは、「こんな感じにしたい」というざっくりとしたイメージは一通り再現できる多機能性と、それを簡単に実行できるとっつきやすさが魅力的だ。
ちなみに、本来想定されている使い方ではないかもしれないが、本動画のサムネイル画像もVideoProc Vloggerの機能を使って作ってみた。
画像やテキストなどを配置し、プレビュー画面の右上のカメラアイコンをクリックするだけですぐにスナップショットが出力される。もちろん画像編集ソフトなどを扱える方はそちらを使ったほうがいいが、複数のソフトの使い方を覚えなくてもある程度はカバーできる応用力も、多機能性の証左と言える。
本記事の制作にあたってVideoProc Vloggerの一通りの操作に触れてみたが、普段使っているソフトとの使用感の違い(ショートカットキーの有無など)はもちろんありつつも、YouTube用のVlog動画を編集する程度なら機能的には全く申し分なく、個人的に抱いていた「無料ソフトで編集できそうな範疇」を大きく上回る自由度に驚いた。
筆者が趣味で動画編集を始めたのは2007年のことだが、その頃にこれぐらい使い勝手の良い無料動画編集ソフトがあれば……と思わずにはいられない。逆に今から動画編集を始めようと思っている人がいるならば、それが素晴らしく良いタイミングであることを実感できるはずだ。
(提供:Digiarty Software)
Digiarty Softwareは、「Let's VLOG」キャンペーンを本日4月15日から5月16日まで開催する。
キャンペーンでは、レビューで紹介した「VideoProc Vlogger」のほかにも、有料の多機能動画処理ソフト「VideoProc Converter」のライセンスが期間限定で無料配布中。特設サイトにあるライセンスコードを5月23日までに認証することで、利用できるようになる。
また、合わせてTwitterキャンペーンも開催。こちらは特設サイトにあるボタンからTwitterでシェアすることにより、DJIの「OM 5」や「Action 2」、「GoPro 10」、アマゾンギフト券500円分など、総額13万円のアイテムが抽選でプレゼントされる。