PR【PR】驚くほどの使い勝手へのこだわり
音楽だけじゃない!ビジネスにも大活躍する完全ワイヤレス。ケンウッド「KH-BIZ70T」実力チェック
まず、Bluetoothの特徴であるペアリングの性能について。KH-BIZ70Tは最大8台のマルチペアリング機能と最大2台のマルチポイント機能に対応している。
マルチペアリングとは、1組のイヤホンに複数の機器(スマートフォンやパソコン)を登録できる機能のこと。同機能に対応していない機種では、1組のイヤホンにつき1台の機器しかペアリングできない。つまり、他の機材と接続したいときは、その都度ペアリングを解除して再登録しなくてはいけないが、本機ではその必要がないのだ。そしてマルチポイントとは、2台の機器を同時に接続できる機能のことだ。
マルチポイントに対応していると、デスク上に置いたパソコンとスマートフォンと同時接続しておくことができ、パソコンでオンライン会議をしつつ、電話に着信したときにもペアリングをいちいち切り替えず、そのまま対応できる。ビジネス用途には使い勝手が良い。
そして、ハウジング本体にマイクミュートボタンを実装していることもポイントだ。オンライン会議中に、ハウジング上部(左右どちらにもについているのが地味に便利)のプッシュ式ボタンを押せばすぐにマイクのミュートが可能で、パソコンやスマホのアプリを操作する必要がない。実際に使ってみるとこの上なく便利だ。
さらに、通話品質にも注力している。KH-BIZ70Tは、通話時に相手の声が聞き取りやすくなる “専用サウンドモード” を搭載するのだ。通話時にはこのモードに自動で切り換えられるという気が利いた仕様になっている。それに加え、通話用の専用ノイズリダクション機能も搭載しているので、周囲の雑音を大きく低減させつつ、明瞭な音で通話が可能だ。
そのほかの仕様や使い勝手もビジネス用途向けに考慮されている。左右イヤホンのどちらでも片耳使用が可能で、例えば片側のイヤホンを使用しながらもう一方はケースで充電するなどして、左右交互に使用すれば、バッテリー切れを心配することなく1日中使用できる。
また、生活防水仕様(IPX4)に準拠し、イヤホン本体では約9時間、充電ケースと併用すると約12時間、合計で約21時間の長時間再生(NCオフ時)にも対応する。さらに、ケース底部には新幹線車内のテーブルや窓枠でも滑りにくい滑り止め付きと、ここまでやるか!という仕様だ。
爽やかで音楽性の高さを感じるバランスの良い音
というわけで、ビジネスマン(ウーマン)には至れり尽くせり仕様な本モデルだが、ここからは、音質チェックおよび使い勝手のテストを行いたい。
実際に使用してみると、ペアリング作業はスムーズで、ケースからイヤホンを取り出し、iPhoneのBluetooth設定画面に現れる[KENWOOD-KH-BIZ70T]をタップするだけ。ボイスメッセージで接続完了もアナウンスしてくれる。ちなみにケースの重量は、イヤホン収納時でも実測44gと軽量で、カバンの重量を抑えたいビジネスマンには嬉しい。
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