PR最新技術で高機能も両立、本気で欲しくなる一台
もはや“一流オーディオブランド“の音!大注目のHUAWEI完全ワイヤレス「FreeBuds Pro 2」が予想以上だった
まずイヤホンのドライバーユニットは、独自開発したφ11mmクアッドマグネットダイナミックドライバーとマイクロ平面振動板ドライバーのデュアルドライバー構成を採用している。周波数特性として14Hz - 48kHzの人間の知覚範囲を超えるワイドレンジをカバーしている。
イヤホンマニアとして気になるのは「デュアルドライバー構成」だ。大型の11mmダイナミックドライバーには、4つのマグネットとデュアル磁気回路が搭載されている。4マグネットの位置は図も参照してほしいが、ユニット最背面に1つ追加、中段にあるリング状の部品2つをマグネット化、前面に1つ(ここが一般的なマグネットの位置)と極めて強力な磁気回路設計になっている。
もう一つのドライバーユニットが、HUAWEIが独自開発し、48kHzまでをカバーするという業界初のマイクロ平面振動板ドライバー。平面駆動振動板の採用というと、高級ヘッドホンで定番になりつつあるが、HUAWEIが開発したのはそのイヤホン版だ。
マイクロ平面振動板ドライバーは高精度かつ軽量、高強度のPEEK素材の振動板を用いており、鋭い音の立ち上がりや、ピタッと音の止まる様など、音楽信号を忠実に再現する。そのほか平面コイルを採用し、このドライバーユニット内にも4つのマグネットを搭載している。
デュアルドライバーとなるとレイアウトが気になるところだが、φ11mmクアッドマグネットダイナミックドライバーとマイクロ平面振動板ドライバーは、同軸上レイアウトなので位置ズレの心配はない。また、HUAWEI FreeBuds Pro 2は完全ワイヤレスイヤホンなので、帯域被りはデジタルクロスオーバー技術によって、互いに干渉を避けつつインテリジェントに周波数帯域を調整して一体化動作が可能。この手の調整は、デジタル技術に強いHUAWEIならお手の物だ。
装着状態や個人差に応じた音質補正が可能な「アダプティブイヤーマッチングEQ」
HUAWEI FreeBuds Pro 2のオーディオ技術には、デジタル面での先進的な補正技術も多数搭載されている。その一つがHUAWEI独自技術「アダプティブイヤーマッチングEQ」(以下、AEM EQ)だ。
同じイヤホンを装着していても、人によって本当に聴こえている音は異なる。その理由はいくつかあるが、比較的分かりやすい要素としてはイヤホン装着位置やフィット感や音漏れなどが挙げられるし、少し複雑な要素では外耳道(耳の穴の入り口から鼓膜までの間)の個人差に起因している。
AEM EQは、イヤホンの出口側に配置されたマイクで外耳道内の音響状況を検出し、装着状態による影響も含めて補正をするというもの。これは完全ワイヤレスイヤホン業界の最先端技術の一つだ。
さらに、HUAWEI FreeBuds Pro 2では「アダプティブボリュームEQ」も搭載している。人の耳は音量の大きさによって高域、中域、低域のバランスが異なって聴こえるという特性があるが、アダプティブボリュームEQではこのバランスを補正し、音源の意図通りのサウンドバランスで再生することができるという。
Bluetooth接続の面では、新たにLDACコーデックに対応した。最大96kHz/24bit、990kbpsのハイレゾワイヤレス再生が可能となった。このほかSBC/AACにも対応している。またマルチポイント機能にあたるデュアル接続にも対応し、対応機器の2台同時接続も行える。
そして冒頭でも説明した通り、サウンドチューニングのパートナーとして、フランス発の高級オーディオブランド・Devialetが参画する。アプリから設定できる音質モードのうち、基本となる「デフォルト」設定が、DevialetとHUAWEI Audio labが何度も調整を重ねたサウンドになっている。
分解能に優れたハイクオリティサウンド!情報量豊かに、空間そのものを再現する
では実際にHUAWEI FreeBuds Pro 2の気になるサウンドをチェックしてこう。
まず、HUAWEI FreeBuds Pro 2を使う際には、最初にアプリ「HUAWEI AI Life」の導入から始めてほしい。というのも、LDACコーデックは出荷時には無効になっていて、アプリから手動で設定オンすることが必須となっているのだ。HUAWEI AI LifeはiPhoneならAppStoreからインストールでき、Androidの場合はGooglePlayでは公開されておらずQRコード等から導入するかたちとなる。
HUAWEI AI Lifeを起動したら、「サウンド効果」から「スマートHD」の項目をオンにすると、自動的にLDACコーデックで接続可能になる。実は最初にこの設定に気付かずテストを始めたのだが、設定をオンにして試聴してみると、やはり、AACコーデックとLDACとの差分は極めて大きい。
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