PRAVファンにも推奨したい開放型の最高峰
“高音質すぎるゲーミングヘッドホン”と呼ぶしかない。EPOS「H6PRO Open」でゲームも映画も極上体験
FPSゲーム『Call of Duty: Black Ops Cold War』をプレイしても……やはりH6PRO Openは、ゲーム体験の臨場感からして別次元だ。
キャンペーンでは、ヘリコプターのプロペラの音、キャンプ基地の喧騒、その音が映画さながらの臨場感で蘇る。特筆すべき本機の特徴として繰り返すが、徹底して情報量と距離の再現が得意で、かつ派手すぎないサウンド……というのはゲーミングヘッドセットらしからぬ音バランスだが、銃撃戦が始まって音が入り交じるなかでも、敵の位置をどの位置・距離かまで把握できるほど。
ちなみに、音量を抑えめにしてプレイしていると、ゲームに集中しながらも、来客のインターホンが鳴った際に気づくことができたという、開放型のメリットを感じるシーンがあった。外音が聞こえることは賛否ある点でもあるだろうが、実生活と両立しやすいのは評価したいポイントだ。
ゲームだけでなく映画視聴にも最適!
ゲームだけでなく、様々なエンタメも含めて使い倒したいユーザーもいるだろう。PCからAmazon Prime Videoで映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を試聴してみたが、このサウンドは映画視聴用としても極上だ。
映画序盤の古都マテーラで撮影されたシーンは、映画らしいスケールの大きな音楽とセリフの精緻な再現を堪能できるし、その後に訪れる敵からの襲撃、バイク、アストンマーティンによるアクションの音も痛快。ステレオ再生であっても、音の移動感の再現のうまさは流石だ。
低音は量感に振りすぎず、ヌケよくハリのある上質な鳴り方。音量を上げても気持ちよく聞けるので、没入感重視の方にもおすすめしたい。開放型ヘッドホンなので、その分音漏れも大きくなるが、そもそもヘッドホンの音漏れはPCスピーカーと比べればずっと小さく扱いやすい。
EPOSのH6PRO Openを体験した感想だが、やはり “高音質すぎるゲーミングヘッドホン” と呼ぶほかない。前世代のGSP 600/601/602、そしてH6PRO Closedも素晴らしかったが、H6PRO Openは特に空間の広がりの再現性が優秀だ。
そしてすべての情報量が豊富で、ゲーミングで重要な位置感、距離感の再現もリアル。音質のバランスは極めてナチュラルかつ情報量重視なので、実のところゲーミングだけでなく映画や音楽リスニングでも有効といえる。
H6PRO Closed/H6PRO Openと双璧をなす、EPOSの新たな最高峰モデルが登場した。もはやゲーマーのみならず、高音質を追求するAVファンにも推奨したいモデルだ。
(提供:EPOS Japan株式会社)