PRAVファンにも推奨したい開放型の最高峰
“高音質すぎるゲーミングヘッドホン”と呼ぶしかない。EPOS「H6PRO Open」でゲームも映画も極上体験
2018年にEPOSが発売した「GSP 600」は、 “高音質ゲーミングヘッドセット” というカテゴリーを確立するほどのインパクトで、ゲーマーのみならず、オーディオ愛好家までも魅了した。
その原点にして最高峰のGSP 600を置き換える存在として、新たに登場したのが「H6PRO Closed」(レビュー記事)。そして、今回レビューするのがその開放型バージョン「H6PRO Open」だ。
ゲーミングヘッドセットのスタンダードが密閉型であるのは間違いないが、一方で開放型ならではの良さもある。たとえばサウンド面では、一般的に開放型は付帯音のない高純度で、音ヌケが良く広い空間表現が持ち味。そこで開放型の頂点として、H6PRO Openが登場したわけだ。
現在、EPOSからは多数のゲーミングヘッドセットが登場している。GSP 600の色違いとなる「GSP 601/602」、エントリー向けの「GSP 300/301/302」「H3シリーズ」やミドルクラスの「GAME ZERO」、さらに開放型の「GSP 500」「GAME ONE」。この他にも、ワイヤレス接続対応モデルなど選択肢が豊富に揃ってきた。そのなかで、H6PRO Openは、EPOSのゲーミングヘッドセットの最上位として、装着感、デザイン、機能性まで上質を極めている。
耳をすっぽりと覆う大型のイヤーパッドは、肌に触れる部分がレザー系ではなくファブリック系で、実際に装着してみると柔らかく密着する。H6PRO Openの質量は309gとやや軽めで、密閉型であるH6PRO Closedの322gよりも、さらに軽量化が行われている。
イヤーカップとヘッドバンドが独自のヒンジで接続されていて、頭の形状にフィットする。側圧がソフトで日本人の頭部でもキツくないところも、ゆったりしていて快適だ。
左右イヤーカップの上半分には、大胆に音抜き用のパンチ穴が空いている。イヤーパッドで多少の遮音がされつつも、周囲の音も聞こえる。そのおかげもあって、装着していても、どこか開放感があるところが本機最大のメリットだ。
現実的な利用シーンでは、 “周囲の音が聞こえる”(もちろん、同時に音漏れもする)ため、ゲームに没入していても周囲の環境音や、来客や家族の呼びかけなどに気づきやすいメリットがある。
デザイン面を語ると、H6PRO Openはゲーミングの文脈ではやや控え目と呼ぶべきだろう。カラーはブラック(Sebring Black)、ホワイト(Ghost White)、グリーン(Racing Green)の3色展開で、無骨で男らしいデザインながら、上質さを感じるつや消し仕上げ。いずれも装着していて目立つことはないというのが、EPOS流だ。
右ハウジングにボリュームのダイヤルが設けられていて、直感的な操作が行える。ブームマイクを跳ね上げることでミュートも可能だ。このブームマイクはマグネット式で簡単に取り外せる構造となっていて、ボイスチャットを必要としないRPGなどのプレイ、ゲーム配信をしていて実況用マイクを別途用意する場合には、ヘッドホン部のみでも利用できる。
接続はスタンダードなアナログ接続タイプなので汎用性が高い。着脱式となっていて、音声信号とマイク信号が独立したPC向けの3.5mm3極ケーブル、コンシューマー機向けの3.5mm4極ケーブルを選んで使える。
その原点にして最高峰のGSP 600を置き換える存在として、新たに登場したのが「H6PRO Closed」(レビュー記事)。そして、今回レビューするのがその開放型バージョン「H6PRO Open」だ。
ゲーミングヘッドセットのスタンダードが密閉型であるのは間違いないが、一方で開放型ならではの良さもある。たとえばサウンド面では、一般的に開放型は付帯音のない高純度で、音ヌケが良く広い空間表現が持ち味。そこで開放型の頂点として、H6PRO Openが登場したわけだ。
ゆったり快適な装着感。周囲の音も自然に聞ける開放感
現在、EPOSからは多数のゲーミングヘッドセットが登場している。GSP 600の色違いとなる「GSP 601/602」、エントリー向けの「GSP 300/301/302」「H3シリーズ」やミドルクラスの「GAME ZERO」、さらに開放型の「GSP 500」「GAME ONE」。この他にも、ワイヤレス接続対応モデルなど選択肢が豊富に揃ってきた。そのなかで、H6PRO Openは、EPOSのゲーミングヘッドセットの最上位として、装着感、デザイン、機能性まで上質を極めている。
耳をすっぽりと覆う大型のイヤーパッドは、肌に触れる部分がレザー系ではなくファブリック系で、実際に装着してみると柔らかく密着する。H6PRO Openの質量は309gとやや軽めで、密閉型であるH6PRO Closedの322gよりも、さらに軽量化が行われている。
イヤーカップとヘッドバンドが独自のヒンジで接続されていて、頭の形状にフィットする。側圧がソフトで日本人の頭部でもキツくないところも、ゆったりしていて快適だ。
左右イヤーカップの上半分には、大胆に音抜き用のパンチ穴が空いている。イヤーパッドで多少の遮音がされつつも、周囲の音も聞こえる。そのおかげもあって、装着していても、どこか開放感があるところが本機最大のメリットだ。
現実的な利用シーンでは、 “周囲の音が聞こえる”(もちろん、同時に音漏れもする)ため、ゲームに没入していても周囲の環境音や、来客や家族の呼びかけなどに気づきやすいメリットがある。
デザイン面を語ると、H6PRO Openはゲーミングの文脈ではやや控え目と呼ぶべきだろう。カラーはブラック(Sebring Black)、ホワイト(Ghost White)、グリーン(Racing Green)の3色展開で、無骨で男らしいデザインながら、上質さを感じるつや消し仕上げ。いずれも装着していて目立つことはないというのが、EPOS流だ。
右ハウジングにボリュームのダイヤルが設けられていて、直感的な操作が行える。ブームマイクを跳ね上げることでミュートも可能だ。このブームマイクはマグネット式で簡単に取り外せる構造となっていて、ボイスチャットを必要としないRPGなどのプレイ、ゲーム配信をしていて実況用マイクを別途用意する場合には、ヘッドホン部のみでも利用できる。
接続はスタンダードなアナログ接続タイプなので汎用性が高い。着脱式となっていて、音声信号とマイク信号が独立したPC向けの3.5mm3極ケーブル、コンシューマー機向けの3.5mm4極ケーブルを選んで使える。