PRハイブリッド構成、LDAC対応のハイパフォーマンスモデル
音質もデザインも高レベル! AVIOT「TE-J1」は“全てを兼ね備える”完全ワイヤレスイヤホンだ
イヤモニライクでありながら、これまでに無いデザインを表現
「音質特化型」に匹敵する音質要素を備えつつ、ぱっと見の印象ではそう見えないどころか、むしろオシャレ系イヤホンにも見えるというのもこのモデルの魅力。
まず本体は、前述のようにイヤモニにインスパイアされたというフォルムを備える。しかし形状はたしかにイヤモニ的だが、総合的には「これまでにないデザイン」という印象を受けないだろうか?
その印象の理由としては本体で大きな面積を占めるクリアパーツだろう。それを通して見えるドライバーや基板などメカニクスとエレクトロニクス、LEDランプの明滅。クールでもあり遊び心も感じさせるそれらが、イヤモニフォルムから漂いがちな実用重視の雰囲気を打ち消している。そのようにして、装着の安定性などイヤモニ的フォルムならではのメリットを得つつ、ルックスの新鮮さも得ているわけだ。
装着性周りおいては、ノズルとイヤーピースが楕円形にされているのもポイント。人間の耳穴の形状は一般に真円より楕円に近い。ならばノズルやイヤピも楕円な方がよりフィットするというわけだ。ただし楕円に楕円を合わせる場合、角度がずれた際にはむしろより大きな隙間ができてしまう。本来の音質や遮音性を確保するため、正しい角度での装着をより強く意識しておきたい。
デザイン面においてのインパクトでいうと、イヤホン本体よりもケースの方がさらに強いかもしれない。カラバリのうちホワイトとブラックの外装にはエコレザー、ネイビーとカーキにはファッション分野でも注目の高機能素材「eVent」を採用。それぞれの素材でくるりと包み込むような形のケースだ。裏地もエコレザーとなっており、イヤホン出し入れ時には表裏両面の手触りからも高級感を味わえる。これはぜひ実物で体感してみてほしい。
そのほかの機能面も充実しているが、ここではリスト形式で簡単に紹介しておく。
●ハイブリッド方式ノイズキャンセリングに外音取り込みモード
●マルチポイント対応
●高音質マイクとノイズ除去アルゴリズムによる高い通話性能
●IPX4相当の生活防水
●本体9時間+ケースで19時間、合計28時間のバッテリーライフ
●10分の充電で最大60分使用可能の急速充電
ノイキャンの強さは無理には稼がれておらず、自然な騒音減衰感。ここは音質特化的アプローチと言えるかもしれない。
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