PR1万円台前半ながら充実の高性能が光る
音質と機能を詰め込んだ“贅沢完全ワイヤレス”!「HUAWEI FreeBuds 5i」の圧倒的コスパに感心
実際にノイズキャンセリング効果を体験してみよう。まず室内では、エアコンの稼働音のボリュームダウンになかなか有効である。そして特に効果を発揮していたのが、電車内の騒音だ。走行時に聞こえる騒音の重低音の部分、そしてガタガタと揺れている際の騒音まで、バランスよく抑えてくれることが確認できた。
なお、同社のアプリ「HUAWEI AI Life」を使えば、ノイズキャンセリングモードを「くつろぎ」「標準」「ウルトラ」の3つから選択できるのでぜひ活用してみてほしい。
また、通話時には「デュアルマイクノイズリダクション」機能が活躍。デュアルマイクシステム+HUAWEI独自の「ディープニューラルネットワーク(DNN)アルゴリズム」を組み合わせることで、通話時にもクリアな通話を実現するというものだ。
実際に、ビデオ会議でテストしてみると、厚みとクリアさを備えた音声であることを実感。また、周囲のノイズによって人の声が潰れることもなく明瞭な通話品質を確認できた。
フィット感抜群!操作もしやすい本体設計、ロングバッテリーで利便性も◎
デザインについても紹介しておきたい。最初に実機を手にとって、ちょっと面白いなと思ったポイントが充電ケース。小型のラウンドデザインは “川原にある小さな丸い小石” にインスパイアされているという。手に持つと約33.9gと軽く、質感も小石のようで、アジア的な文化の親和性を感じてしまった。
※ケース重量はイヤホンが入っていない状態で実測
イヤホン本体は、耳の下にアンテナが配置されるスティック型を採用。HUAWEI FreeBuds 5iは、この部分が短めのショートスティック仕様となっている。
実は、このスティック長が前世代の「HUAWEI FreeBuds 4i」から7mmも短くなっており、外見上のスマートさに加え、操作しやすさも増している。ちなみに、このイヤホンのタップ操作もアプリからカスタマイズ可能。上下のスワイプ操作で音量調整も行える。
耳に入れる部分は、耳への収まりや密閉感、フィット感を重視した丸みを帯びた形状になっている。質量は片耳約4.9gと軽く、実際に着けてみるとまさに抜群の装着感だ。イヤーチップには医療用シリコンを使用するなど、細部まで作り込まれている。
ちなみに、連続再生時間はイヤホン本体で7.5時間。充電ケースとの併用では最大28時間と、丸一日以上もの長時間使用ができる点もポイントだ。