PR安定感ある音質に、幅広い機能性をプラス
いつでもどこでも、どんな音楽も楽しくなる!HiBy「R2 II」はエントリーDAPの新定番だ
スマートフォンの普及や性能向上が進むのと反比例するように、注目度そして製品数も減少気味なエントリークラスDAP。しかしだからこそ、既存製品の選択肢が減っている中に投入される希少な新製品の価値は以前よりさらに高まっている。
今夏登場したHiBy「R2 II」は、まさに要注目の新製品だ。製品名に示されているように、2021年1月発売「R2」の第2世代モデルにあたり、ちょうどよいコンパクトさで携帯性と操作性を両立するなど、初代機で好評だった基本フォーマットを継承した上で、その強みをさらに伸ばす調整や改善が施されている。
まずはそのサイズと重さについて。初代R2の縦×横×厚みが61×61×12mm、重さが85gだったのに対し、今回のR2 IIはサイズが71×63.1×12.4mm、重さが70.6gとなった。
100g未満のDAPでの15gの差は明らかに体感できる軽量化だ。寸法こそ少し大きくはなったが、持ち心地を特に左右する幅の増加は最小限にとどめられている。また、サイズ的な持ちやすさは維持しつつ軽くなったことで、トータルでの持ちやすさは向上したと言える。
画面は2.45型/解像度480×360と、初代とサイズも解像度も変わらず。OSも同社独自の「HiBy OS」のままだ。小画面+軽量システムなので、CPUやバッテリーへの要求は少ないと想像できる。R2シリーズが小型軽量と軽快動作、最大15時間の長時間再生を兼ね備えるのはそういった設計のおかげだろう。
ここまでは初代フォーマットの踏襲だが、アップデートで新たに加えられた要素もある。ひとつが、ボリュームボタンに変わって採用された「ボリュームダイヤル」だ。
ボタンとダイヤルどちらがよいかは好み次第だが、イヤホンとヘッドホンを使い分けていて、両者の音量感度が大きく異なるユーザーなどは、ボリュームを一度に大きく上げ下げしてアジャストしやすいダイヤル式の方が使いやすいだろう。
再生ボタンの形状も変更。前モデルは次の曲/再生・停止/前の曲の3つの丸型ボタンだったが、対して本モデルでは、次曲ボタンと再生・停止ボタンがひとつのシーソー型ボタンにまとめられて2+1的な配置に。「再生の順方向要素のボタンをひとまとめに」という考えだろうか。何にせよ、すべてのボタンが同じ大きさなよりも、こちらの方が手探り操作時のボタン判別はしやすそうだ。
音質に関わる面では、DACチップを初代の「ESS9218」から、その最新世代である「ES9219C」へと変更。スペックは出力が70mWから90mWへ、全高調波歪み率+雑音特性は0.001%から0.0005%へとそれぞれ向上させた。対応フォーマットも、PCMは最高384kHz/32bitを維持しつつ、DSDは128から256、MQAは×4から×8に向上と一段階強化されている。
早速、3.5mmシングルエンド出力端子からの音質を、さまざまなジャンルの楽曲でチェックしてみよう。
今夏登場したHiBy「R2 II」は、まさに要注目の新製品だ。製品名に示されているように、2021年1月発売「R2」の第2世代モデルにあたり、ちょうどよいコンパクトさで携帯性と操作性を両立するなど、初代機で好評だった基本フォーマットを継承した上で、その強みをさらに伸ばす調整や改善が施されている。
■初代モデルの特徴を踏まえつつ、操作ボタンなどをアップデート
まずはそのサイズと重さについて。初代R2の縦×横×厚みが61×61×12mm、重さが85gだったのに対し、今回のR2 IIはサイズが71×63.1×12.4mm、重さが70.6gとなった。
100g未満のDAPでの15gの差は明らかに体感できる軽量化だ。寸法こそ少し大きくはなったが、持ち心地を特に左右する幅の増加は最小限にとどめられている。また、サイズ的な持ちやすさは維持しつつ軽くなったことで、トータルでの持ちやすさは向上したと言える。
画面は2.45型/解像度480×360と、初代とサイズも解像度も変わらず。OSも同社独自の「HiBy OS」のままだ。小画面+軽量システムなので、CPUやバッテリーへの要求は少ないと想像できる。R2シリーズが小型軽量と軽快動作、最大15時間の長時間再生を兼ね備えるのはそういった設計のおかげだろう。
ここまでは初代フォーマットの踏襲だが、アップデートで新たに加えられた要素もある。ひとつが、ボリュームボタンに変わって採用された「ボリュームダイヤル」だ。
ボタンとダイヤルどちらがよいかは好み次第だが、イヤホンとヘッドホンを使い分けていて、両者の音量感度が大きく異なるユーザーなどは、ボリュームを一度に大きく上げ下げしてアジャストしやすいダイヤル式の方が使いやすいだろう。
再生ボタンの形状も変更。前モデルは次の曲/再生・停止/前の曲の3つの丸型ボタンだったが、対して本モデルでは、次曲ボタンと再生・停止ボタンがひとつのシーソー型ボタンにまとめられて2+1的な配置に。「再生の順方向要素のボタンをひとまとめに」という考えだろうか。何にせよ、すべてのボタンが同じ大きさなよりも、こちらの方が手探り操作時のボタン判別はしやすそうだ。
■ “盛らない” サウンドバランスで、聴くジャンル/イヤホンを選ばずマッチ
音質に関わる面では、DACチップを初代の「ESS9218」から、その最新世代である「ES9219C」へと変更。スペックは出力が70mWから90mWへ、全高調波歪み率+雑音特性は0.001%から0.0005%へとそれぞれ向上させた。対応フォーマットも、PCMは最高384kHz/32bitを維持しつつ、DSDは128から256、MQAは×4から×8に向上と一段階強化されている。
早速、3.5mmシングルエンド出力端子からの音質を、さまざまなジャンルの楽曲でチェックしてみよう。
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