PR聴き疲れしにくい音が魅力
約2万円でパワーアップ!Polk Audioのサウンドバー「REACT」はゲームでもアリだった
2021年の発売以来、圧倒的なコスパで定番サウンドバー入りを果たしたモデルがPolk Audioの「REACT」。高さ57mmのスリムなワンボディタイプで、コンパクトながら音質の良さで評価されてきたモデルだ。
筆者は映画を中心としたサラウンドで、すでに何度もREACTをテストしている。そのなかで、ふと思い付いてしまった。REACTなら、ゲーミングのサウンド強化にもピッタリなのではと。サウンドバーの中では手頃な約2万円という価格も、導入のしやすさという点で良さそうだ。
テレビでゲームをする際、テレビ内蔵スピーカーでプレイしているユーザーも少なくないだろう。そんな環境に最初のパワーアップとして、REACTを導入してみたらどうなるのか。PS5と接続してゲーム環境を整えてみた。
ゲーム環境にREACTを導入する方法は簡単、HDMIケーブルで接続するだけだ。今回はPS5を取り上げるが、Nintendo SwitchやXbox Series X|Sなど、他のゲーム機も基本的には同じとなる。
接続におけるポイントは、テレビのARC/eARC対応のHDMI端子と、REACTのHDMI端子をつなげること。こうすることで、テレビがHDMIのハブのような働きをしてくれる。PS5も同様にテレビとHDMIケーブルで接続するが、こちらはどのHDMI端子でも問題ない。なお、REACTのHDMI端子はARCまでの対応のため、ステレオ入力のみとなる。
ちなみにREACTは、本体幅864mmとサイズ的にもちょうど良い。32V型のPCディスプレイが幅720mm前後、40V型テレビが幅900mm前後なので、中型から大画面まで幅広いテレビと組み合わせられる。今回は筆者が普段ゲームをプレイしている、65V型の大画面テレビにREACTを導入した。
まず、PS5で『ホグワーツ・レガシー』をプレイする。映画ハリー・ポッターシリーズの舞台であるホグワーツを舞台とした、いわゆるオープンワールド型のRPGだ。ホグワーツや近郊の地域を巡りクエストを進めていく本作だが、これをREACTは、優しく空間を拡張するようなサウンドで再現し、世界の広がりと立体感、そして没入感が味わえる。
また、クエストで繰り広げられる主人公やホグワーツの先生の声の聴こえ方もいい。本作は日本語ボイスの演技も良く出来ていて、ハキハキした主人公(女性の声)に、一癖あるというべきか、外連味ある喋り方のフィグ先生との声のニュアンスもしっかり再現している。
そして、その音が空間に浮かぶ、映画的な空間の作り方が上手い。REACTは音の聴こえる位置がサウンドバーの位置よりも高く定位するため、特に40V型クラスまでのテレビなら映像との一体感が出そうだ。
ゲームをしていると大音量・重低音といった迫力を求めたくなるが、リビングで大きな音は出せない……というユーザーにもREACTは多いにアリ。小音量でも音の定位感や聴き取りやすさは変わらず、優しいニュアンスで空間上に音が広がるサウンドはそのままだ。ゲームに集中して長時間プレイしていても聴き疲れしない所にも、相性の良さを感じられる。
なお、REACTを体験した後に『ホグワーツ・レガシー』をテレビ内蔵スピーカーのサウンドでプレイすると、この作り込まれたサウンドの世界をいい音で体験しないのはもったいないと思ってしまった。
筆者は映画を中心としたサラウンドで、すでに何度もREACTをテストしている。そのなかで、ふと思い付いてしまった。REACTなら、ゲーミングのサウンド強化にもピッタリなのではと。サウンドバーの中では手頃な約2万円という価格も、導入のしやすさという点で良さそうだ。
テレビでゲームをする際、テレビ内蔵スピーカーでプレイしているユーザーも少なくないだろう。そんな環境に最初のパワーアップとして、REACTを導入してみたらどうなるのか。PS5と接続してゲーム環境を整えてみた。
PS5ゲーミングにREACT。優しく空間を再現するサウンドが魅力
ゲーム環境にREACTを導入する方法は簡単、HDMIケーブルで接続するだけだ。今回はPS5を取り上げるが、Nintendo SwitchやXbox Series X|Sなど、他のゲーム機も基本的には同じとなる。
接続におけるポイントは、テレビのARC/eARC対応のHDMI端子と、REACTのHDMI端子をつなげること。こうすることで、テレビがHDMIのハブのような働きをしてくれる。PS5も同様にテレビとHDMIケーブルで接続するが、こちらはどのHDMI端子でも問題ない。なお、REACTのHDMI端子はARCまでの対応のため、ステレオ入力のみとなる。
ちなみにREACTは、本体幅864mmとサイズ的にもちょうど良い。32V型のPCディスプレイが幅720mm前後、40V型テレビが幅900mm前後なので、中型から大画面まで幅広いテレビと組み合わせられる。今回は筆者が普段ゲームをプレイしている、65V型の大画面テレビにREACTを導入した。
作り込まれたゲームサウンドをいい音で
まず、PS5で『ホグワーツ・レガシー』をプレイする。映画ハリー・ポッターシリーズの舞台であるホグワーツを舞台とした、いわゆるオープンワールド型のRPGだ。ホグワーツや近郊の地域を巡りクエストを進めていく本作だが、これをREACTは、優しく空間を拡張するようなサウンドで再現し、世界の広がりと立体感、そして没入感が味わえる。
また、クエストで繰り広げられる主人公やホグワーツの先生の声の聴こえ方もいい。本作は日本語ボイスの演技も良く出来ていて、ハキハキした主人公(女性の声)に、一癖あるというべきか、外連味ある喋り方のフィグ先生との声のニュアンスもしっかり再現している。
そして、その音が空間に浮かぶ、映画的な空間の作り方が上手い。REACTは音の聴こえる位置がサウンドバーの位置よりも高く定位するため、特に40V型クラスまでのテレビなら映像との一体感が出そうだ。
ゲームをしていると大音量・重低音といった迫力を求めたくなるが、リビングで大きな音は出せない……というユーザーにもREACTは多いにアリ。小音量でも音の定位感や聴き取りやすさは変わらず、優しいニュアンスで空間上に音が広がるサウンドはそのままだ。ゲームに集中して長時間プレイしていても聴き疲れしない所にも、相性の良さを感じられる。
なお、REACTを体験した後に『ホグワーツ・レガシー』をテレビ内蔵スピーカーのサウンドでプレイすると、この作り込まれたサウンドの世界をいい音で体験しないのはもったいないと思ってしまった。