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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域【第273回】

LUNA SEA最新『MOTHER』『STYLE』を“真冬の野外”で聴く!ピヤホン&ピッドホンが鳴らす楽しさはUN ENDING

公開日 2023/12/27 06:40 高橋敦
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LUNA SEAの最新マザスタを最高の音で聴きたい!そうだろうお前らァッ!



LUNA SEAの数あるアルバムの中でも特別な存在感を放つ、1994年発売『MOTHER』と1996年発売『STYLE』。その2作の再レコーディング版、セルフカバーアルバムが先日2023年11月29日にリリースされた。

ならば、オーディオ系媒体である我々の役割はただひとつ。この新マザスタをよりよいオーディオ環境による最高なサウンドで聴きまくる、その喜びを多くのファンに伝えることだけだ。

その伝え方を検討していた11月末、筆者のXのタイムラインにこんなポストが飛び込んできた。

ピエール中野さんのポストがタイムラインに流れてきた

 筆者 「…ということなので、中野さんに新マザスタ×ピヤホンでの聴きどころを挙げていただいて、そこに専門メディア目線からの解説も加えて補強する記事はどうでしょう?」

 編集者 「この時期で『STYLE』絡みなら試聴&撮影の地はもちろん『真冬の野外』横浜スタジアムですね」

 筆者 「あ、はいそうですね。でも企画がいま始まったばかりでここから『真冬の野外』時期の掲載に間に合わせられるかは微妙じゃないですか?」

 編集者 「だけど俺たちはいま始まったばかりまだまだ止まらないそうだろうお前らァッ!」

 筆者 「あ、はいそうデスネ。では取材日の設定などよろしくお願いします」

そして12月、我々取材班は新マザスタ×ピヤホン&ピッドホンの魅力を解明するため真冬の横浜スタジアムへと向かった──

横浜スタジアム到着。ひさしぶりだな鳥取ィーッ!じゃなくて横浜ァーッ!

新マザスタ×ピヤホンでの聴きどころ by ピエール中野さん


ともあれ、まずはピエール中野さんにピックアップしていただいたポイントをご紹介。ご協力いただいたピエール中野さん、本当にありがとうございました!


『MOTHER』


LUNA SEA『MOTHER』

FACE TO FACE(新『MOTHER』収録)
「重低音の迫力、ベースのうねりとシンセなどウワモノの煌びやかさがわかりやすく感じられる」

FAKE(新『MOTHER』収録)
「シンプルなようで緻密なアレンジをしている各パートの棲み分けがすごくわかりやすい。ドラムの複雑なプレイもしっかりと聴き取れる」

MOTHER(新『MOTHER』収録)
「イントロの絶妙なパンニング、壮大なスケール感、弦楽器の美しさをしっかりと表現」



『STYLE』


LUNA SEA『STYLE』

G.(新『STYLE』収録)
「細かく速度のあるフレーズも余すことなく聴かせてくれる。ピヤホンは激しさの表現力にも強い」

IN SILENCE(新『STYLE』収録)
「ギターからバンド編成に移行する瞬間にピヤホンの万能さを感じられる。鳴っている音、歌、全部がかっこいい」

続いて、数あるピヤホン&ピッドホンシリーズの中から今回セレクトした代表製品を紹介しよう。

Hi-Unit HSE-A5000PN-F(有線ピヤホン4)税込目安6,380円
有線ピヤホン「HSE-A1000」をベースに、プロミュージシャンがステージで使用するイヤーモニターの定番ブランド「FitEar」による調整を実施。ピヤホンの新たな可能性を提案する最新モデル。

Hi-Unit HSE-A5000PN-F(有線ピヤホン4)

装着イメージ。マイクリモコンも備わっており通話なども可能

AVIOT TE-Z1PNK(ピヤホン6)税込目安39,600円
完全ワイヤレスピヤホンのハイエンドモデル。ノイキャン等の機能性も一通り備えるが、あくまでも何よりも音質重視設計。完全ワイヤレスであることはマスト!でも音質も妥協したくない!という音楽ファンにはこちら。

AVIOT TE-Z1PNK(ピヤホン6)

大柄な筐体に見えるが耳への収まりもよく、装着感は良好

AVIOT WA-Z1PNK(ピッドホン)税込目安88,000円
ハイエンドヘッドホンのトレンドである「平面磁気駆動型ドライバー」の採用を筆頭に、とにかく音質を追求した決定版的ワイヤレスヘッドホン。さらにケーブル接続でのワイヤード使用も可能。

AVIOT WA-Z1PNK(ピッドホン)

ワイヤレス/有線の両対応で、真冬の野外にも持ち出せて、自宅でじっくり高音質を楽しむこともできる

再録マザスタを聴くなら真冬の野外!(※静かな室内でもしっかり試聴しています)


ではここからは、中野氏に挙げていただいた聴きどころを意識して、筆者が横浜スタジアム外周(と後日、静かな環境)にて試聴した、その印象と解説とお伝えしていく。今日はいつもより少しだけ、そう大きな試聴場所だけど、再録マザスタ×ピヤホン&ピッドホンの力を音を俺たちがしっかり紹介してやるから、今夜もどこまでも突っ走ろうぜェッ!

なお、試聴時にピヤホン&ピッドホンに音を送り出すプレーヤーには、Astell&Kern「KANN ULTRA」をセレクト。かつてLUNA SEAコラボプレーヤー「SA700 LUNA SEA 30th Anniversary Edition」を発売したメーカーの最新製品だ。有線で高音質を叩き出すことは当然、Bluetoothの高音質コーデックLDACにも対応。TE-Z1PNKおよびWA-Z1PNKとのワイヤレス接続時にもベスト音質を引き出してくれる。

Astell&Kern「KANN ULTRA」を組み合わせて試聴した

手頃な有線イヤホンからハイエンドヘッドホンまでしっかり鳴らしてくれた



FACE TO FACE

ピエール中野「重低音の迫力、ベースのうねりとシンセなどウワモノの煌びやかさがわかりやすく感じられる!」

<解説>
オリジナル版と再レコーディング版の全体的なサウンド傾向の違いがイントロからわかりやすい曲。オリジナル版は音と音の間のスペースが確保され、その余白にドラムスの響きの成分が広がる。それを背景にあのベースラインがスッと浮き上がってくる印象だ。

対して、再レコーディング版はドラムスもベースも大柄でパワフル。そして両者の距離感も近く、ドラムスとベースが接近戦的に触れ合い絡み合うグルーヴが際立つ。

そのドラムスとベースの「重低音の迫力、ベースのうねり」を感じ取りやすいというならそれはつまり、ピヤホン&ピッドホンなら再レコーディング版ならではの魅力をもっと存分に味わえるということだ。

その音のあまりにかっこよさにイマジナリーギターをチョーキングしてTIME IS DEADしてしまう筆者

【ピヤホン&ピッドホンで試聴】

●Hi-Unit HSE-A5000PN-F(有線ピヤホン4)
ベースが大柄に描き出されてたしかに大迫力!加えて重みのある音でグッと下に沈み込むポジショニングにもしてくれるので、上の帯域にあるボーカルやウワモノの邪魔をしてしまうこともない。それどころか、そのベースの重みを土台とすることでウワモノの煌びやかさや浮遊感はさらに際立っている。

●AVIOT TE-Z1PNK(ピヤホン6)
ベースの迫力はさらに強烈。加えて、音と音をシンプルに分離させるのではなく、音と音の間の余白を豊かな響きで満たし、その響きによって音と音をなじませるような聴かせ方をしてくれることもポイント。接近戦的に触れ合い絡み合うグルーヴという、再レコーディング版の印象がよりプッシュされてくる。

●AVIOT WA-Z1PNK(ピッドホン)
ピヤホンと同じくベースを沈み込ませてくれることに加え、半開放型ヘッドホンらしい持ち味として、ギターやシンセなどのウワモノはより立体的に浮かび上がる。重低音と浮遊感のコントラストがさらに映えるモデルだ。再レコーディング版の明快な新要素である女声コーラスのかなり方もさらに美しい。




FAKE

ピエール中野「シンプルなようで緻密なアレンジをしている各パートの棲み分けがすごくわかりやすい。ドラムの複雑なプレイもしっかりと聴き取れる」

<解説>
再レコーディング版の中でも、演奏ニュアンスやミキシング以降の仕上げから生み出される新鮮さにとどまらない、より積極的な変化を特に感じられるのがこの曲。オリジナルより明らかにヘヴィ。その重みの源は演奏ニュアンスともうひとつ、オリジナルから明らかに落とされたテンポだ。テンポ調整というより意識的より意図的なアプローチによって、リズムの重量感が増されている。

そして注目してほしいのはそのテンポと「ドラムの複雑なプレイ」の相乗効果。例えばギターソロの場面であえてシンバルに耳を傾けてみてほしい。現在の真矢さんだからこそ+この余裕のあるテンポだからこその絶妙なフレーズとニュアンス。ピヤホン&ピッドホンでのその再生には、ドラマーである中野氏のセンスが絶対的に発揮されているはずだ。

そのサウンドをドラムセットごとイマジナリー回転しながら堪能する筆者

【ピヤホン&ピッドホンで試聴】

●Hi-Unit HSE-A5000PN-F(有線ピヤホン4)
そのシンバルの音色が、ピヤホンらしい鋭さもありつつ、ほぐれた柔らかな感触も備えて描写されることに注目。FitEarによる調整の成果を特に感じられる箇所だ。日本のイヤーモニターを代表するブランド、そのサウンドの一端にこの価格で触れられるというのも有線ピヤホン4の嬉しいポイント。

●AVIOT TE-Z1PNK(ピヤホン6)
では純ピヤホンチューニングのこちらで聴くとそのシンバルはシャープに偏るのか、というとそういうことでもない。特に今回のようにLDAC接続で超高域までの伝送を確保した環境でなら、こちらもこのシンバルのほぐれた感触をしっかりと表現してくれる。その上で有線ピヤホン4と比べれば金属質の鋭さを立てた印象。ちなみにオリジナル版FATEとの組み合わせではその鋭さがさらにおいしい!

●AVIOT WA-Z1PNK(ピッドホン)
薄刃のシャープさと音の粒子を感じさせるほぐれ。どちらもこれ以上は望めない好感触だ。加えて左右奥行の空間の広がりも素晴らしく、その広さの中での音の配置もクリア。するとドラムのスネアやタムなど各パーツのクリアで精密な配置により、リスナーの脳内にドラムセットが浮かび上がる。そのおかげでいわゆる「ドラマーの動きが見えるような」オーディオ再生が行われるわけだ。その現象は他のピヤホンでも起こるが、ピッドホンはその頂点と言える。




MOTHER

ピエール中野「イントロの絶妙なパンニング、壮大なスケール感、弦楽器の美しさをしっかりと表現」

<解説>
これも広がりや余白が生かされたオリジナル版、音をグッと前に出しつつ奥行きも感じられる再レコーディング版という、両者の傾向の違いがわかりやすい曲。前者が少し離れた場所からの俯瞰的な光景を見せてくれるとしたら、後者は眼前から力強く広がる「壮大なスケール感」で圧倒してくれる印象。

そして「イントロの絶妙なパンニング」は再レコーディング版ミックス独特の要素だ。オリジナル版ではその音の定位は中央固定。そこにグリッチ的なノイズを重ねることで独特の揺らぎ感が表現されていた。

一方こちら再レコーディング版は音の左右の動きで揺らぎを表現。音の左右の移動はスピーカーよりもイヤホンの方がわかりやすいがそれ故に、イヤホンが力不足だとパラパラマンガ的にギクシャクした動きにも聴こえてしまう。しかしピヤホン&ピッドホンならば問題ない!というわけだ。そこに耳を澄ませてみてほしい。

他、アコースティックギターのポジションに移動に伴う「キュッ」という音の生々しさも再レコーディング版の推しポイント。アコースティックライブも重ねている、今のINORANさんのアコギプレイの絶品さよ……。

ルナティックな眼光でイマジナリーマイクを握りながら細かな描写までチェックする筆者

【ピヤホン&ピッドホンで試聴】

●Hi-Unit HSE-A5000PN-F(有線ピヤホン4)
音の左右の動きは見事に滑らか。加えて続いて入ってくるギターの音色のモジュレーション・エフェクト、その揺らぎの変化の滑らかさにも耳を傾けてみてほしい。

こういった周期的なエフェクトが何の引っかかりもなくごく自然に再生されるのは、そのイヤホンが音の様々な要素の滑らかな変化に追従できていることの証し。有線ピヤホン4の総合力の高さを感じられるポイントだ。

●AVIOT TE-Z1PNK(ピヤホン6)
音の動きも揺らぎもさらに滑らか。有線ピヤホン4の約6倍の価格とはいえ、ワイヤレス伝送という不利もある。それでこの滑らかさは驚きだ。またこのモデルはピヤホンの中でも、というかイヤホン全般の中でも、空間の左右の広がりに特に優れる。

その広さを使って音の左右の動きをより大きな動きとして見せてくれ、全体のスケール感もより大きく描き出してくれるこのモデル。「MOTHER」に特にフィットするピヤホンと言えるだろう。

●AVIOT WA-Z1PNK(ピッドホン)
圧倒的に広い空間に立体的に浮かび上がる音。このピッドホン、正直「MOTHER」との相性が良すぎる!上記有線ピヤホン4&ピヤホン6の美点として挙げたポイントのすべてが、さらに上回るレベルに引き上げられているイメージだ。

リアルな話として価格の壁はあるがそれでも、LUNA SEA楽曲の中でもこういう幻想的な曲が特に好き!という方はぜひ一度ピッドホンを体験してみてほしい。




G.

ピエール中野「細かく速度のあるフレーズも余すことなく聴かせてくれる。ピヤホンは激しさの表現力にも強い」

<解説>
その時期SUGIZOさんがFender Jaguarという暴れん坊ギターにハマったこともあり、『STYLE』オリジナル版は荒く暴れたギタートーンが印象的。「G.」はそれを象徴する曲と言えるかもしれない。しかしならば、Jaguarを弾かなくなっている現在のSUGIZOさんによる今回の再レコーディングでは、Jaguarに由来するそのエッジは失われているのだろうか。

もちろんそんなことはない。SUGIZOさんファンはこのお言葉を幾度も目にしてきたことだろう。
「あの時期にJaguarを弾きまくってその感覚を知り尽くしたことで、Stratocasterでもあの荒さを出せるようになった」

それを強烈な説得力で体感させてくれるのが今回の再レコーディング版「G.」だ。何ともJaguar的なあのエッジを、現在のSUGIZOさんはJaguarに頼らずに叩き出す。「激しさの表現力にも強い」ピヤホンで、イントロ右chから聴こえてくるあのリフを堪能だ!

激しいサウンドにエキサイトしてイマジナリーマイクスタンドを後方に投げ捨ててしまう筆者

【ピヤホン&ピッドホンで試聴】

●Hi-Unit HSE-A5000PN-F(有線ピヤホン4)
「FAKE」のシンバルからは音のほぐれや優しさを引き出してくれた有線ピヤホン4がこの「G.」のギターはこんなに荒々しく再生してくれる!という驚きを味わいまくってほしい。ピヤホン本来の持ち味、高域の聴かせどころを少しプッシュしてわかりやすく、そして華やかに届けてくれる音作りが特に発揮される曲だ。

ある曲ではFitEar的な整いを。またある曲ではピヤホン的な表現を。曲や場面に応じて、有線ピヤホン4はその両方を感じさせてくれる。

●AVIOT TE-Z1PNK(ピヤホン6)
激しさ荒々しさも十分に表現してくれるが、こちらで聴くと「細かく速度のあるフレーズも余すことなく聴かせてくれる」の方がより印象的だ。それが、フレーズを構成する一音一音までがクリア→結果フレーズ全体もクリア→フレーズの積み重ねによるアレンジ全体もクリアというように連鎖していき、楽曲全体の構築美を余すところなく届けてくれる。

●AVIOT WA-Z1PNK(ピッドホン)
ピヤホンで聴いてもそこはそうなのだがそれ以上に、ピッドホンで聴くとボーカルのクリアさがすごい!この激しい演奏の中でもボーカルがまったく埋もれないのは、RYUICHIさんの声の強さという前提もありつつ、演奏、アレンジ、ミックスの巧妙さもあってこそだろう。

どの楽器も暴れまくっているようでいて、音域、リズム、定位などいずれかの要素でボーカルのためのスペースは空けてある。そのコンビネーションをピッドホンは特に高精度に再現してくれているわけだ。




IN SILENCE

ピエール中野「ギターからバンド編成に移行する瞬間にピヤホンの万能さを感じられる。鳴っている音、歌、全部がかっこいい」

<解説>
「MOTHER」のところでポイントとして挙げた、再レコーディング版の持ち味である壮大なスケール感。この曲の「ギターからバンド編成に移行する瞬間」でも、それが発揮されている。バンド編成になった瞬間に眼前に広がるそのスケールの大きさによって、場面転換のコントラストがより鮮やかになっているのだ。

そして場面転換後のバンドサウンドの「全部がかっこいい」ことでそのインパクトはさらに強まる。そのコントラストやインパクトはオーディオの総合力があってこそ再現されるもの。ピヤホン&ピッドホンでそれを堪能してほしい。もちろん、そのバンドサウンドに押し負けることが全くないRYUICHIさんの歌も含めてだ。

なお楽器単体視点としては、特にベースに注目してみてほしい。コードに対してひとつの音を刻み続ける、これ以上ないほどシンプルなプレイ。それでこのかっこよさを生み出せるのは昔も今もさすがのJさん。ベースが動かないことで他のパートの動きを映させているのもポイントだ。

バンド編成に移行するその一瞬前の刹那にイマジナリーRYUICHIさんとアイコンタクトする筆者

【ピヤホン&ピッドホンで試聴】

●Hi-Unit HSE-A5000PN-F(有線ピヤホン4)
ここまでに十分に語ってきたことであるし、最後まで細かなポイントを挙げて説明する必要もないだろう。「鳴っている音、歌、全部がかっこいい」そういうことだ。

●AVIOT TE-Z1PNK(ピヤホン6)
こちらも同じく「鳴っている音、歌、全部がかっこいい」を体感できる。すなわちオーディオとしてあらゆる要素がハイレベル!

●AVIOT WA-Z1PNK(ピッドホン)
「鳴っている音、歌、全部がかっこいい」の極みがここに……

LUNA SEA×ピヤホンの楽しさはUN ENDING!


結論として、新マザスタ×ピヤホンは間違いなし!それに今回ピエール中野さんが挙げてくれたポイントは、すでにピヤホンや他のお気に入りのイヤホンを持っている方にとっても、新マザスタの聴き込みポイントとして参考になるだろう。

そうしたら次は、そのイヤホンで、新マザスタだけではなく、あの作品もあの作品も……と改めて聴き込んでみてほしい。そこにはまだまだいくらでも、新たな発見、新たな感動が待ってくれているはずだ。




高橋敦 TAKAHASHI,Atsushi
趣味も仕事も文章作成。仕事としての文章作成はオーディオ関連が主。他の趣味は読書、音楽鑑賞、アニメ鑑賞、映画鑑賞、エレクトリック・ギターの演奏と整備、猫の溺愛など。趣味を仕事に生かし仕事を趣味に生かして日々活動中。


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