PR野村ケンジ氏・折原一也氏が対談
「なんだこれ?」 「イヤホンの音じゃない」。B&W最新イヤホン/ヘッドホンをプロ2人が語り尽くす
■万人が手を取れる魅力的なカラバリ展開。ホリデーギフトに選ぶなら……
野村 B&Wというブランドは、やはりスピーカーが先行していて「組み合わせるアンプは国産か、英国のスピーカーだから欧州の物を組み合わせるか」みたいな楽しみ方をされている人がいらっしゃったりする訳じゃないですか。そういう超高級オーディオブランドがポータブルの分野で、ファッショナブルなアイテムを展開してくれるのは本当に嬉しいことですよ。
折原 イヤホン/ヘッドホンって性別問わず皆が使うものだからこそ、こういうファッションアイテム推しは巧いですよね。ポータブルオーディオファンがパートナーにB&Wプロダクトをプレゼントするっていうのもアリですね。「音の世界観を共有したい」というアングルで、めちゃくちゃ音の良いモデルを提案するのにうってつけに思えます。
可能であれば、実際にイヤホン/ヘッドホンを触れる店舗でカラーを選ぶとベストですね。Pi8/Pi6、Px8/Px7 S2eと、モデルで選ぶのではなく、カラーで選んでしまうのもユニークですね。
野村 できれば「皆が使っているモノの中からオススメ」という購買行動を防ぎながら、B&Wの売り場までエスコートすると、よりフラットに選べるかもしれません。例えば型番とか気にせず、イヤホンを色で見てもらって「この金の差し色が素敵な緑が良い」と言われたら、もうPi8(ジェイド・グリーン)で確定です。
折原 試着できる量販店さんだとコーディネートと合わせた選び方ができるのが大きいです。一人一人好みは異なりますから、実物を見て好きな色を決めてもらうのが一番良いですよ。
野村 Pi6とかは、特に名称だけだとその色味を判断できないですよね。「クラウド・グレー」と「ストーム・グレー」でグレーが2色あるけど、実際は白と黒に近い。ほか2色含めてアースカラーもありますね。
折原 ところで、ヘッドホンのカラーリングでいうと、今年発売されたPx8のダーク・フォレストと、Px7 S2eのルビー・レッドとでちょうどクリスマスカラーじゃないですか!
野村 Px8とPx7 S2eをお互い送りあうというのもちょうど良く感じてきました。Px7 S2eはファブリック素材ならではの生地の触感が素敵だし、Px8はその部分にレザーを使用していて、高級感を出しているのもアイテムとしての棲み分けですよね。
折原 南青山にある英国ブランドのセレクトショップVULCANIZE LONDON内に専門店の「Bowers & Wilkins AOYAMA」もできましたし、イヤホンとヘッドホンはその場で購入もできるんですよね。ブランド物の服と比べると、すごく高いものじゃないですから軽率に手に取っていただきたいです。逆にこれから表参道・原宿エリアのファッションに敏感な方々を中心にPxシリーズやPiシリーズが普及していくということも考えられますよね。
ポータブルオーディオのファッション的な見せ方だと、ヘッドホンを首に掛けるみたいなアプローチもありますし、Pxシリーズはまさにうってつけなんじゃないかな。
■オーディオメーカーB&Wだからこそのビルドクオリティ。その価値に気付ける作り込み
───お話が尽きない中恐縮ですが、最後に今年のB&Wのポータブルプロダクトの総括と参りましょう。
野村 まずPx8に新色のダーク・フォレストが増えたことにシンプルに「えっ!?」って驚きましたね。カジュアル寄りのPx7 S2eでルビー・レッドが増えるのはまだ分かるんですけど、冷静に考えると6万円台のヘッドホンが5色展開してるって、それはもう異常事態ですからね。それを踏まえると大体倍の値段するPx8がダーク・フォレストの追加で全4色。輪を掛けてすごい。追加カラーに青でなく緑系を持ってきたというのもリサーチの賜物なんでしょうね。
今でこそ4色を展開するPx8ですが、最初はブラックとタンの2色でした。これも定番カラーの白と黒に近いものではあるものの、ストレートに白と黒とはいえない。そういうことを踏まえてこの4色を見ると「サウンド重視以上に、ファッション重視」に思えてくるから不思議ですよ。ヘッドホン、イヤホンみたいな外で使うことが多い製品でこういうアプローチをしてくれるのは使う側として大変ありがたいです。
折原 「きみたちいつまで定番のハイエンドモデルを聴いているんだ。我々は音もプロダクトとしての作り込みも次の次元に進んでいるんだぞ」と、製品の完成度からそんなメッセージを受け取れるのがB&Wのプロダクトです。
マイルドな言い方をすると、たくさん数を売っているマスプロダクト系のオーディオブランドでは作れない、B&Wというオーディオ専業のメーカーでないと作れない音とプロダクトとしての完成度として表れている。特に今年の新製品、イヤホンのPi8とPi6は素晴らしいので、メジャーブランドからプレミアムブランドの製品に手を出してみようかな? という方にはぜひ手にとってもらいたいですね。
野村 イヤホン、ヘッドホン共々、コストパフォーマンスという言葉を一旦外に追いやって、音質を追求するために行った緻密な設計や、ブランドの音を再現するチューニングに至るまでの作り込みまでをも含めてB&Wを見ていただきたいですね。そうすればブランドの価値というのに気付いてもらえると思います。
(提供:ディーアンドエムホールディングス)