パナソニック「ストラーダ CN-F1X10C1D」徹底レビュー!カーナビだけで車内が大満足のエンタメ空間に!
また、Wi-Fi接続を採用することで、スマートフォンの種類に限らず、安定した動画再生を行うことができる。手軽さとトラブルレスの両面で、大きなアドバンテージといえる。
とはいえ、「CN-F1X10C1D」自身も「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応しているので、音楽ストリーミングサービスなど、スマートフォンのアプリを活用して数多のコンテンツを楽しむこともできる。
ちなみに、ストラーダFシリーズには本機「CN-F1X10C1D」に加えて、9V型モデル「CN-F1D9C1D」もラインナップ。9V型モデルもWi-Fi接続によるネット動画試聴機能やApple CarPlay、Android Autoに対応している。

このほかにも自宅のHDDレコーダー等で録画した映像が楽しめる「レコーダーリンク」やHDMI入力なども備わっており、幅広い映像コンテンツを楽しむことが可能となっている。

秀逸なサウンドモード「音の匠」とは?
もうひとつ、「CN-F1X10C1D」には「音の匠」と呼ばれるサウンドモードが用意されていて、これがなかなかに秀逸だったりする。

音のプロ集団であるミキサーズ・ラボとのコラボで生み出された「音の匠」は、車に装着されるスピーカーの種類やドライブシーンに合わせて最適化された良質なサウンドが楽しめるようになっている。
なかでも、ドア下部に装着されていることが多い純正スピーカーの定位をガラス位置まで持ち上げ、包まれ感のある音場を作り上げてくれる「極サラウンド」モードはAVコンテンツにピッタリ。カーオーディオやAVアンプなどに古くからある疑似サラウンドとは別次元のクオリティだ。

「CN-F1X10C1D」レビュー:画質は?音質は?
ということで、ここからは実際にコンテンツを視聴した際の印象をレビューしよう。
まずはYouTubeでYOASOBIのライブを視聴してみる。10インチワイドという画面サイズと、黒浮きのない有機ELのおかげもあってか、暗いライブ会場もしっかり見渡せる。眩しいライティングでも破綻することなく、それでいて人肌の表現も自然。