原画解像度に遡って高画質化
超絶マニアック!ブルーレイDIGA新モデルの「アニメモード」はここが違う
■アニメに限りHD映像にも超解像処理を可能に
続いて同社が行った課題と対策は、エッジとノイズの処理に関するものだ。
2Dアニメは当然ながら、線画と平坦部でほぼ全てが構成されている。このため、リンギングやモスキートノイズ、バンディングなどが目立ちやすい。
これを抑えるため、ブルーレイDIGAの新モデルでは、HD素材への超解像技術の適用を、アニメモード限定で行えるようにした。これによりリンギングやモスキートノイズを抑え、滑らかでくっきりとした輪郭線を実現したという。なお超解像は、これまでのブルーレイDIGAでは、超解像はSD映像のみ適用可能だった。
超解像処理は0/1/2の3段階で調整でき、デフォルトは「1」に設定されている。
また、ノイズリダクションも強化。シーン適応型のブロックNR/モスキートNR/3次元NRを使用することで、ノイズ感を抑えている。
このページで紹介したエッジやノイズの処理については、他社の製品でも同様の対策を施しているものがある。
だが、次のページで紹介する機能は、DIGAだけの、相当にマニアックな機能だ。