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機能や仕様の詳細を紹介

公式サイトには載っていない “ブルーレイDIGA” 11年秋モデルの進化点

公開日 2011/08/11 09:30 編集部:風間雄介
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■3ページ構成の「新スタートメニュー」を搭載。リモコンにタッチパッド採用

今回の新DIGAは操作性も向上した。メニューは文字とアイコンの分かりやすいボタンでメニュー表示を行う「新スタートメニュー」を採用。一つのページに9つのアイコンを置くことができ、計3ページ、27個までのアイコンを配置できる。さらにアイコンの配置はカスタマイズが可能で、メニューの背景も変えることができる。2種類用意された壁紙から選べるほか、本体に取り込んだ写真を貼り付けることも可能だ。

新・スタートメニューの概要

新・スタートメニューの表示例。3ページまでページが用意され、各ページに9つのメニューを登録できる


写真のように、メニューを登録したり位置を変更したりすることも可能だ

メニューは壁紙変更や写真を壁紙に使用することもできる
番組表のレイアウトも変更された。従来は画面左側に広告や現在視聴中の番組を表示していたが、これを上部に移動。その結果、画面幅いっぱいに番組表を表示できるようになり、視認性が大きく高まった。またリモコンの「停止」ボタンを押すことで、サブチャンネル表示の入り切りを変えることができるようになり、操作性がさらに向上した。


番組表の表示例。横幅いっぱいに番組表が表示されるようになった

サブチャンネル表示の入/切がショートカットで行えるようになった
またBZT810より上位のモデルには、タッチパッドを搭載した無線リモコンを同梱している。このタッチパッドは、従来のカーソル操作だけでなくフリック操作にも対応しており、番組表や録画一覧、スタートメニュー、ダビングリストなどの画面で、フリック操作でスクロールやページ送りが行える。このタッチパッドは上下左右のカーソルと決定ボタンも兼ねており、下に押し込むこともできる。


上位機にはリモコンにタッチパッドを搭載。フリック操作が可能だ
■3番組同時録画中のDLNA映像配信が可能に

ネットワーク系機能では、DLNAのマルチタスク性能が向上した点が特筆される。新たに、3番組同時録画中でも、お部屋ジャンプリンクを使った映像配信を行えるようになった。


3番組同時録画中にもお部屋ジャンプリンクで番組配信を行うことが可能になった
またDIGAの内蔵チューナーで受信した地上/BS/110度CSデジタル番組を、別室のテレビに配信する「放送転送機能」にも改善が加えられ、1番組録画中でも放送を転送することが可能になった。ほかにもマルチタスク性能や各種処理は大きく向上しているが、搭載しているUniPhier自体はこれまでと同じもの。ソフトウェアの最適化でこれらの機能向上を可能にした。


新機能として、静止画や動画を組み合わせてオリジナルコンテンツを作れる「動くアルバムメーカー」も新搭載

「動くアルバムメーカー」は7つのステップに沿って操作することで作成することができる
■他社製ムービーとの連携機能を改善

ビデオカメラからの取り込み機能も強化した。まずニュースでも伝えている項目としては、AVCHD ProgressiveやAVCHD 3Dに対応したことが挙げられる。対応機器を持っている、あるいはこれから購入するユーザーにとっては朗報と言えるだろう。

特筆したいのは、他社製ムービーとの連携が強化された点だ。従来のDIGAは他社製ビデオカメラとの親和性が低く、すでに取り込んだ映像が再び取り込まれ、HDD内に同じ映像が重複してしまうことがあった。今回のDIGAではこの点を改善し、新たに他社製ムービーでも差分取り込みに対応した。また、日付別の表示も行えるようになった。

さらにMP4の取り込みにも対応。MP4はTSに変換して取り込まれる。これによりXactiやパナソニックブランドのタテ型ムービーカメラから、直接DIGAへ映像を取り込むことが可能になった。

エコ性能では、高速起動の「クイックモード」(標準)をさらに進化させ、待機時消費電力を、11年春モデルの約4.8Wから、約4.4W(BZT810/710/BWT510/BRT210の場合)へと、さらに減らした。また省エネと操作レスポンスを両立させ、クイックモード標準時に、約1秒で「録画一覧」を表示させることが可能になったほか、トレイオープンも約1秒で行うことも可能になった。


スピードと省エネを両立させたのが特徴だ

エコ待機ボタンを押すとエコモードにワンタッチで移行できる

次ページ画質・音質関連の進化ポイントは?

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