HOME > レビュー > オートチャージを使うなら「PASMOよりSuica」を選ぶべき理由

【連載】ガジェットTIPS

オートチャージを使うなら「PASMOよりSuica」を選ぶべき理由

公開日 2023/03/29 06:40 海上忍
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
月末近くの休日、電車に乗り首都圏郊外へ散策に。途中下車しながら電車を乗り継ぎ、購入したお弁当や飲み物で楽しい時間を過ごしたあと、自宅近くの駅へと帰ってきたら...同行者はスムーズに交通系ICカードで出場できたけれど、自分は残高不足で無情のストッパーが。同じルートで同じ買い物をしたはずなのに、なぜ? 実はこれ、ありうる話です。

原因は「利用した交通系ICカードがSuicaかPASMOか」にあります。どちらのカードにもオートチャージサービスは存在しますが、同日内2万円/同月内制限額明示なしのSuicaに対し、PASMOは同日内1万円/同月内5万円と、限度額は厳しめ。月末ともなると、利用額の多いPASMOユーザは5万円を超過する可能性があります。

利用金額が多いなら、限度額の多いSuicaが最適?

1日あたりの上限額も油断なりません。首都圏近郊といえど入出場を繰り返し、結構な額の物販利用があったとすれば、オートチャージ総額が1日1万円を超えるのはありうること。同行したSuicaユーザーがオートチャージに成功し自動改札機をすんなり通過できても、PASMOユーザーがオートチャージの上限を超えて残高不足で自動改札機に足止め、という事態はありえます。

なお、これはチャージ方法をオートチャージに限定したときの話。現金はオートチャージ上限に関係なくチャージできるため、今日はだいぶ使ったな、1ヶ月累計で5万円を超えたかな、というときには、あらかじめ現金チャージしておくと、心穏やかに過ごせますよ。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE