公開日 2003/04/01 08:38
ケーブルブランド探訪記(AET編 その6 POSEIDON AC)
POSEIDON AC ¥65,000(2m) |
同モデルの最大の特徴は、ケーブル部の開発をオヤイデ電気が、DCT処理をAETが行い完成させた点にある。線材は選別されたOFHC導体を、シンセティックシリコンで絶縁し、強化繊維で巻き締めた特製導体を採用。この導体は30Aのも供給能力を誇り、ノイズ打消し効果と、ハイスピード給電を実現できる4芯対抗配置構造として採用している。
また、被服は2種類の強化繊維を異なる糸径、ピッチで編み上げられ、柔軟ながら優れた振動制御能力を付与している。
さらに端末処理に関しても最高の工法を採用。インレット端子はフルテック社から供給される選別グレードのロジウムプレートプラグに導体を銀合金で溶接し、一体化を実現。 ACプラグ側はハッベル社ホスピタルプラグに、銀合金を含有硬化させた端末を適正トルクで締め付けている。
この様にして、電気的、機械的に完璧に製作されたケーブルに同社のDCT処理 (-196℃/20h)を施す事で、全ての部材が原子レベルでのストレスフリー状態へと調整してある。
数十年に渡るケーブル開発ノウハウと、熱処理ノウハウが見事に融合した同モデルをお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●AET社の概要
AET(Audio Equipment Technologyの略)は1981年にHCP(Highend Cable Products)として設立。80年代後半に発表した、ハイエンドホースシリーズが注目を集め、2001年度より社名をAETと改め、高度な低温処理技術を取り入れたラインナップが人気となった。2002年度にはアモルファス合金を採用したGAIA、URシリーズなどが誕生し、オーディオ分野や映像分野でハイエンドケーブルとして高い評価を得ている。
関連リンク
- ブランドAET
- 型番POSEIDON AC
- 発売日大好評発売中!!
- 価格¥65,000(2m)
【SPEC】
●定格:125V 15A
●線材:低温アニール処理OFHC導体
●構造:スターカッド撚り構造
●芯線:4Sq(400/0.12×2)
●外径:12.0mm
●プラグ:Hubbell HBL8215C DCT処理済
●コネクター:FURUTEC FI15(G) DCT処理済
●価格:
2.0m \ 65,000-
2.5m \ 75,000-(受注生産)
3.0m \ 85,000-
3.5m \ 95,000-(受注生産)
(0.5m追加10,000円)
●定格:125V 15A
●線材:低温アニール処理OFHC導体
●構造:スターカッド撚り構造
●芯線:4Sq(400/0.12×2)
●外径:12.0mm
●プラグ:Hubbell HBL8215C DCT処理済
●コネクター:FURUTEC FI15(G) DCT処理済
●価格:
2.0m \ 65,000-
2.5m \ 75,000-(受注生産)
3.0m \ 85,000-
3.5m \ 95,000-(受注生産)
(0.5m追加10,000円)