公開日 2003/04/08 18:13
ナイコム株式会社より、MIT社のフォノ専用インターフェース「Shotgunシリーズ」が発売
Shotgun S1 Phono |
「ショットガン・シリーズ」はハイエンド・オーディオ・システムの要求に照らし合わせて設計され、その本領が発揮される。
また、使用するフォノピックアップ・カートリッジのインピーダンスに合わせて伝達特性を最適化するために、100Ω/1000Ω/47kΩのインピーダンス切替機能を装備、オーディオ・インターフェイスとしてより精密に機能することができる。
「ショットガン・シリーズ」には導体自体の位相特性を揃えた「ヴァリレイ構造」をはじめ、低音域の伝送効率を飛躍的に向上させた「ターミネーター・テクノロジー」、S/N比を高めて音場の透明度を大幅に躍進させた「CVTカプラー」などのMIT社独自の特許技術が採用されている。
リファレンス・シリーズに匹敵する技術が投入された「ショットガン・シリーズ」はコストパフォーマンスが高く、最も高いレベルのインターフェースをハイエンド・オーディオ・システムにもたらす。
具体的な改善例としては
・最低音域の再生限界の拡張
・十分にコントロールされながらも充実した量感のある低音の再生
・ノイズフロアを下げ、S/N比を向上
・比類ないディティールの分解能
・スイートで自然な高音域
・マイクロダイナミクスのリニアリティ改善
・高さ、幅、奥行き方向へサウンドステージの拡大
・明確なステレオ・イメージの再現
があげられる。
直流と交流とでは電力の伝送は全く異なり、全ての電線はコイルコンデンサーと抵抗の集合体である。直流に対して、このコイルとコンデンサーは特に作用はしないが、交流に対してコイルとコンデンサーは電気エネルギーを蓄え(充電)、放出(放電)しながら電力を伝送する。このとき、複雑な楽音に対してこの充放電が不安定(位相ズレが主な要因)となり、伝送がスムーズに行われない。この不安定さが電線のオーディオケーブルとしての音質に大きな影響を与える。
この充放電の不安定さをMITでは「アナログ・ジッター」と呼んでいる。MITはこの「アナログ・ジッター」を抑える目的で「ヴァリレイ構造」や「ターミネーター・テクノロジー」、「CVTカプラー」を開発してきた。
これらのネットワーク技術は、共鳴・位相・グループディレイ特性を制御し、いっそう高い音色の精度、より強化された低音、より透明な中音、より素直に伸びた高音とともに、深く広がるサウンドステージと、非常に大きなエネルギー伝送効率を提供する。
豊かでタイトな低音、ブライトな響きにならずに艶やかな中高音域というディテールの極めて高い再現力や、生演奏の再現を究極の目的としているハイエンド・オーディオ・システムとそれを追求している人に推奨したい「ショットガン・シリーズ」を是非とも試して頂きたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
問い合わせ先
ナイコム株式会社
TEL 03-3777-3570
FAX 03-5776-3672
関連リンク
- ブランドMIT
- 型番SGS1PH
- 発売日発売中
【SPEC】
「Shotgunシリーズ」
◆Shotgun S1 Phono
・1.0m/\136,000
・1.5m/\139,000
・2.0m/\143,000
・3.0m/\150,000
「Shotgunシリーズ」
◆Shotgun S1 Phono
・1.0m/\136,000
・1.5m/\139,000
・2.0m/\143,000
・3.0m/\150,000