公開日 2003/04/21 09:49
「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.85とNo.86を紹介!
(左)No.85:ブラームス「交響曲第3番ヘ長調/ハイドンの主題による変奏曲」(右)No.86:ブラームス「交響曲第4番ホ短調」 |
◆No.85:ブラームス「交響曲第3番ヘ長調/ハイドンの主題による変奏曲」
・もはや望んでも得られない貴重な記録。これぞブラームス。
映画「さよならをもう一度」で使われたロマンティックな第3楽章がとりわけ有名な第3番と、変奏曲の名手、ブラームスが真骨頂を発揮したハイドン・ヴァリエーションのオリジナル・カップリングで、オイロディスクのオリジナル・マスターから20ビット・リマスタリングを行った原盤を使用。素晴らしい音響を誇るドレスデン、ルカ教会という会場と、オーケストラを知り尽くしたシャルプラッテンの安定した高水準の録音も聴き所。
・ディスク番号:COCO-70492
・価格:\1,000
・指揮者名:クルト・ザンデルリンク指揮
・楽団名:ドレスデン・シュターツカペレ
・録音:1972年
[アナログ録音/MS20ビット・プロセッシング]
・推薦:レコード芸術推薦
◆No.86:ブラームス「交響曲第4番ホ短調」
・「総檜造り」と形容された渋い造形美と温もりを感じさせる肌合い。
昨年の引退をはさんで、その風格と渋味を湛えた音楽がますます熱狂的に支持されるようになった巨匠、ザンデルリンク。ドレスデン・シュターツカペレを指揮したブラームス全集は、もはや望んでも得られない貴重な記録で、その渋い造形美と温もりを感じさせる肌合いは「総檜造りのような音」と形容された。この第4番もオイロディスクのオリジナル・マスターから20ビット・リマスタリングを行った原盤を使用。
・ディスク番号:COCO-70493
・価格:\1,000
・指揮者名:クルト・ザンデルリンク指揮
・楽団名:ドレスデン・シュターツカペレ
・録音:1972年
[アナログ録音/MS20ビット・プロセッシング]
・推薦:レコード芸術推薦
・2タイトルとも現在発売中
・ブラームスの世界を是非とも堪能して頂きたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
◆クルト・ザンデルリンク
・指揮者。1912年東プロイセン生まれ、1935年よりモスクワ放送交響楽団、1941~60年まではレニングラード・フィルの指揮者を務めた。66~77年までベルリン交響楽団の首席指揮者としてこの楽団の水準を世界的なものに引き上げた。64~67年まではドレスデン・シュターツカペレの指揮者も兼務。2002年惜しまれつつ引退した。骨太で豊かな情感につつまれた音楽作りで、ドイツ、オーストリアものはもちろん、ロシア、ソヴィエトものにも優れた演奏を聴かせてくれる。
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(DENON)
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