公開日 2003/04/25 09:40
「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.93とNo.94を紹介!
(左)No.93:シューベルト、ワーグナー「交響曲第9番ハ長調<ザ・グレイト>/歌劇<タンホイザー>序曲」(右)No.94:フランク「交響曲ニ短調」 |
◆No.93:シューベルト、ワーグナー「交響曲第9番ハ長調<ザ・グレイト>/歌劇<タンホイザー>序曲」
・ドイツ音楽の正統を伝える巨匠がチェコ・フィルを振った貴重な記録。
20世紀中盤のドイツを代表する巨匠、コンヴィチュニーの芸風を慕う人がここへ来て数を増している。揺るぎのないテンポ、強靱な力感、堂々としたスケールを備えたその演奏は聴けば聴くほど味わい深く、現代が失った質朴さを持つ。本盤は彼がチェコ・フィルを振ってスプラフォンに録音した貴重な記録で、手兵ゲヴァントハウス管とは違った良さがある。オリジナル・マスターから20ビット・リマスタリングを行った原盤を使用。
・ディスク番号:COCO-70501
・価格:\1,000
・指揮者名:フランツ・コンヴィチュニー指揮
・楽団名:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
・録音:1960、1962年[アナログ録音/MS 20ビット・プロセッシング]
・推薦:レコード芸術準推薦
◆No.94:フランク「交響曲ニ短調」
・あの幻の名盤がついに国内初CD化。奇跡的な邂逅から生まれた一期一会のフランク。
幻の名盤として永らくファン垂涎のアイテムであった、バルビローリのフランクがついに国内初CD化。今回のクレスト・シリーズ中屈指の注目盤。スプラフォン・レーベルにはチェコ・フィルに意外な客演指揮者を迎えた録音が残されているが、これもその一つで、指揮者とオーケストラ、そしてレパートリーの三者の相性は抜群。当時のチェコ・フィルのソノリティの美しさを生かした、滋味豊かで包容力のある一期一会の佳演。
・ディスク番号:COCO-70502
・価格:\1,000
・指揮者名:ジョン・バルビローリ指揮
・楽団名:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
・録音:1962年[アナログ録音]
・2タイトルとも現在発売中
・2タイトルともに名作だが、特に、No.94:フランク「交響曲ニ短調」は今回初CD化であり、貴重な作品である。注目したい。
シューベルト、ワーグナーそしてフランクの世界を是非とも堪能して頂きたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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