公開日 2007/05/11 18:10
<ハイエンドショウ>セラミックス球体スピーカー/AH!の真空管アンプ“ミィステル”など注目製品が登場
「ハイエンドショウ トウキョウ2007スプリング」が11日(金)より3日間の日程で開幕した。初日から活気を呈する会場から、注目の集まる出展内容をピックアップしてご紹介しよう。
■セリカクリエーションズ:セラミックス球体の点音源無指向性スピーカーを出展
セリカクリエーションズは、同社製品の販売総代理店となる加納商事(株)のブースにて、5月15日に発売を控えるスピーカーシステム「CC25TWX」を出展している。スピーカーユニットと多孔質セラミックス球体を融合することで、指向性音と無指向性音の一体化を実現した点が話題を集めている製品だ。
本機では、2チャンネルステレオがもつ指向性(直接音)を、本体の球体前後に2基搭載された10cmフルレンジユニットが受け持ち、加えて多孔質セラミックス球体エンクロージャーを構成する無数の気孔から背面音を放射させることで、バンドパスフィルター効果に近似した音響特性が獲得されている。ブースで行われるリスニングタイムの際に本機のサウンドを味わうことができる。スピーカー「New GB25」のカラーバリエーションモデルも紹介され、注目を浴びていた。
同社ブースでは他にもCC25TWXの指向性に改良を加えたボックスタイプのスピーカー「CC25-BOX」や、同社独自技術を活かしたアルミニウムのスピーカー「Gravity Diameter Speaker K&C-2000」などが参考出品されていた。いずれも同社の新製品として、今後の正式発表が期待される。なお「CC25-BOX」には専用のスピーカースタンドやカラーバリエーションも用意されている。また「CC25TWX」よりも一回りサイズの大きいセラミックス球体スピーカーの参考出品も行われており、本機についても将来的には商品化が計画されているそうだ。
■バック工芸社:AH!の真空管アンプ“ミィステル”新製品を公開
バック工芸社のブースでは、同社が取り扱うオランダのBUROB AUDIO BVの真空管シリーズ最上位機種“Mystere(ミィステル)”の新製品を中心に試聴デモ展示などを行っている。
「IA21」は真空管にKT88を4本、6SN7を4本使った50W×2の5極管プリメインアンプ。価格は498,000円(税込)。新開発のオートバイアス回路を採用し、ペアーチューブ不要、主導のバイアス電圧調整作業不要のメンテナンスフリーを実現している。カスタム化された強力な電源トランスと出力トランスにより、ハイパワーと低歪、優れた安定性を獲得している。
「IA11」は真空管にEL34を4本、6SN7を4本使った40W×2のプリメインアンプ。価格は税込で350,000円とし、IA21同様にオートバイアス機能を採用している。
■コニシス研究所:薄型スタイリッシュなアンプ“TYRシリーズ”が登場
コニシス研究所は、今年の3月から発売が開始された新製品“TYRシリーズ”の試聴デモを展開している。
会場にはプリアンプ「TYR1213」、パワーアンプ「TYR1214」を展示し、リスニングタイムにはCDやアナログレコードの音源を両機で再生し、デモンストレーションを行う。サンドブラッシュを施した筐体に、アルミ削りだしフィニッシュのノブを使用するなど、シリーズのハイエンドモデルならではの贅沢な外装を採用している。カラーバリエーションはレッドとシルバーの2色が用意されている。
■六本木工学研究所:仏DAVISの新製品やオリジナルキットスピーカーを出品
六本木工学研究所は、フランスのオーディオメーカーDAVIS Acousticsの新製品スピーカー「KADILLAC 1 Mk2」を展示している。本製品の価格はペアで148,000円(税込)。
また同社オリジナルのキットスピーカー「KIT-HE07A」も展示し、リスニングデモも行っている。本製品はコンピューターのシミュレーションと細かなチューニングにより、高品位で完成度の高いネットワークを採用。ドイツVISATON社の製品の中でもグレードの高いハイエンドシリーズのセラミックトゥイーターを搭載している。
(Phile-web編集部)
■セリカクリエーションズ:セラミックス球体の点音源無指向性スピーカーを出展
セリカクリエーションズは、同社製品の販売総代理店となる加納商事(株)のブースにて、5月15日に発売を控えるスピーカーシステム「CC25TWX」を出展している。スピーカーユニットと多孔質セラミックス球体を融合することで、指向性音と無指向性音の一体化を実現した点が話題を集めている製品だ。
本機では、2チャンネルステレオがもつ指向性(直接音)を、本体の球体前後に2基搭載された10cmフルレンジユニットが受け持ち、加えて多孔質セラミックス球体エンクロージャーを構成する無数の気孔から背面音を放射させることで、バンドパスフィルター効果に近似した音響特性が獲得されている。ブースで行われるリスニングタイムの際に本機のサウンドを味わうことができる。スピーカー「New GB25」のカラーバリエーションモデルも紹介され、注目を浴びていた。
同社ブースでは他にもCC25TWXの指向性に改良を加えたボックスタイプのスピーカー「CC25-BOX」や、同社独自技術を活かしたアルミニウムのスピーカー「Gravity Diameter Speaker K&C-2000」などが参考出品されていた。いずれも同社の新製品として、今後の正式発表が期待される。なお「CC25-BOX」には専用のスピーカースタンドやカラーバリエーションも用意されている。また「CC25TWX」よりも一回りサイズの大きいセラミックス球体スピーカーの参考出品も行われており、本機についても将来的には商品化が計画されているそうだ。
■バック工芸社:AH!の真空管アンプ“ミィステル”新製品を公開
バック工芸社のブースでは、同社が取り扱うオランダのBUROB AUDIO BVの真空管シリーズ最上位機種“Mystere(ミィステル)”の新製品を中心に試聴デモ展示などを行っている。
「IA21」は真空管にKT88を4本、6SN7を4本使った50W×2の5極管プリメインアンプ。価格は498,000円(税込)。新開発のオートバイアス回路を採用し、ペアーチューブ不要、主導のバイアス電圧調整作業不要のメンテナンスフリーを実現している。カスタム化された強力な電源トランスと出力トランスにより、ハイパワーと低歪、優れた安定性を獲得している。
「IA11」は真空管にEL34を4本、6SN7を4本使った40W×2のプリメインアンプ。価格は税込で350,000円とし、IA21同様にオートバイアス機能を採用している。
■コニシス研究所:薄型スタイリッシュなアンプ“TYRシリーズ”が登場
コニシス研究所は、今年の3月から発売が開始された新製品“TYRシリーズ”の試聴デモを展開している。
会場にはプリアンプ「TYR1213」、パワーアンプ「TYR1214」を展示し、リスニングタイムにはCDやアナログレコードの音源を両機で再生し、デモンストレーションを行う。サンドブラッシュを施した筐体に、アルミ削りだしフィニッシュのノブを使用するなど、シリーズのハイエンドモデルならではの贅沢な外装を採用している。カラーバリエーションはレッドとシルバーの2色が用意されている。
■六本木工学研究所:仏DAVISの新製品やオリジナルキットスピーカーを出品
六本木工学研究所は、フランスのオーディオメーカーDAVIS Acousticsの新製品スピーカー「KADILLAC 1 Mk2」を展示している。本製品の価格はペアで148,000円(税込)。
また同社オリジナルのキットスピーカー「KIT-HE07A」も展示し、リスニングデモも行っている。本製品はコンピューターのシミュレーションと細かなチューニングにより、高品位で完成度の高いネットワークを採用。ドイツVISATON社の製品の中でもグレードの高いハイエンドシリーズのセラミックトゥイーターを搭載している。
(Phile-web編集部)