公開日 2007/06/26 09:23
ケーブルブランド探訪記(Harmonic Technology編その7「Fantasy」)
第7回目は同社スピーカーケーブルの中核をなすモデル「Fantasy」を紹介する。
同モデルは11AWGのSingle Crystal線材とUL/CL-3に準拠した絶縁特性が保証されているスピーカーケーブルである。
また、構造的にはバイワイヤ構成を採用しているため、端末に関しても、バイワイヤ仕様としてそのまま使えるタイプと、シングル仕様の2種類を選択することができる。入力側、出力側それぞれは6mmあるいは9mmスペードプラグまたはバナナプラグのいずれかを選択することもでき、音質だけでなく、使い勝手も考慮されたモデルとなっている。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
「Fantasy」
●シングル仕様
8フィート:¥63,000
10フィート:¥77,700
12フィート:¥92,400
●バイヤイヤ仕様
8フィート:¥70,350
10フィート:¥85,050
12フィート:¥99,750
【Harmonic Technologyについて】
1998年、サンディエゴに創立されたケーブル開発・製造メーカー。ケーブルの特徴は「OCC Single Crystal」という素材を導体に採用している点にある。これは物質の結晶レベルにおける障壁歪の発生を極限まで低減するもので、素材は冶金過程で硬度に純化され、これまでのどんなケーブルも達成し得なかった伝達速度を獲得している。ラインアップは、オーディオケーブル、スピーカーケーブル、デジタルケーブルからビデオケーブル、フォノケーブルまで多岐にわたっているが、全てのケーブルにこの「OCC Single Crystal」素材が用いられている。ただし同素材にはシングル・クリスタル・シルバー(銀)とシングル・クリスタル・カッパー(銅)の2種類が用意されているので、これらの組み合わせが製品のグレードを決定している部分が大きい。また、このシングル・クリスタル・シルバーとシングル・クリスタル・カッパーを独立してインシュレートさせる手法も同ブランドの大きな特徴。さらに、シルバーとコッパーの割合やケーブル内での空間レイアウト、インシュレーション効果も徹底的に追求している。コネクターはRCAのみフルテック製だが、その他に関しては完全、自社開発、生産。穏やかな気候に恵まれたサンディエゴの地で作り込まれた、科学と冶金技術の結晶ともいえるケーブルを開発している。
※編集部より
好評発売中の最新号『オーディオアクセサリー125号』の重点アクセサリー研究では福田雅光氏と岩井喬氏による「RCAオーディオケーブル35モデル ダブルチェック」を掲載。もちろん同ブランドのケーブルも登場している。ぜひともお楽しみいただきたい。
同モデルは11AWGのSingle Crystal線材とUL/CL-3に準拠した絶縁特性が保証されているスピーカーケーブルである。
また、構造的にはバイワイヤ構成を採用しているため、端末に関しても、バイワイヤ仕様としてそのまま使えるタイプと、シングル仕様の2種類を選択することができる。入力側、出力側それぞれは6mmあるいは9mmスペードプラグまたはバナナプラグのいずれかを選択することもでき、音質だけでなく、使い勝手も考慮されたモデルとなっている。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
「Fantasy」
●シングル仕様
8フィート:¥63,000
10フィート:¥77,700
12フィート:¥92,400
●バイヤイヤ仕様
8フィート:¥70,350
10フィート:¥85,050
12フィート:¥99,750
【Harmonic Technologyについて】
1998年、サンディエゴに創立されたケーブル開発・製造メーカー。ケーブルの特徴は「OCC Single Crystal」という素材を導体に採用している点にある。これは物質の結晶レベルにおける障壁歪の発生を極限まで低減するもので、素材は冶金過程で硬度に純化され、これまでのどんなケーブルも達成し得なかった伝達速度を獲得している。ラインアップは、オーディオケーブル、スピーカーケーブル、デジタルケーブルからビデオケーブル、フォノケーブルまで多岐にわたっているが、全てのケーブルにこの「OCC Single Crystal」素材が用いられている。ただし同素材にはシングル・クリスタル・シルバー(銀)とシングル・クリスタル・カッパー(銅)の2種類が用意されているので、これらの組み合わせが製品のグレードを決定している部分が大きい。また、このシングル・クリスタル・シルバーとシングル・クリスタル・カッパーを独立してインシュレートさせる手法も同ブランドの大きな特徴。さらに、シルバーとコッパーの割合やケーブル内での空間レイアウト、インシュレーション効果も徹底的に追求している。コネクターはRCAのみフルテック製だが、その他に関しては完全、自社開発、生産。穏やかな気候に恵まれたサンディエゴの地で作り込まれた、科学と冶金技術の結晶ともいえるケーブルを開発している。
※編集部より
好評発売中の最新号『オーディオアクセサリー125号』の重点アクセサリー研究では福田雅光氏と岩井喬氏による「RCAオーディオケーブル35モデル ダブルチェック」を掲載。もちろん同ブランドのケーブルも登場している。ぜひともお楽しみいただきたい。