公開日 2007/10/06 16:52
<高橋敦のTIASレポート>iPodを意識したシステム提案が各社から登場
iPodやPCオーディオに向けた製品や、そちら方面を意識した展示は、昨年よりさらに増加したと思える。
「それってオーディオショウで展示するようなものなの?」と違和感を覚える方もいるかもしれないが、オーディオの入り口としての役割は期待できるし、オーディオファンのセカンドシステムとしても魅力的だ。軽くでもチェックしておいてはいかがだろうか。
まずこの分野ではBOSEを見逃すわけにはいかない。先日発表されたばかりの新製品「M2」と「Sound Dock Portable」が展示されている。M2はノートPC、Sound DockはもちろんiPodとの組み合わせだ。
M2は好評のM3からバッテリー駆動機能を省略して価格を下げたモデル。PCとの合わせての据え置き利用ならバッテリー駆動は不要なので、単純にお買い得だ。
一方SoundDockは「Portable」の名前からもわかるように携帯性を増した。小型化を進めると同時に、こちらは逆にバッテリー駆動にも対応したのだ。充電式なので経済的にも環境的にも優しい。
さらにもう一歩本格的な(オーディオに踏み込んだ)音を望む方には、DYNAUDIO JAPANブースに展示されているデスクトップスピーカー「MC15」がおすすめ。
アンプ内蔵スピーカーは同社初だが、関連ブランドのDynaudio Acousticはアンプ内蔵の小型モニタースピーカーで好評を博している。(実際にどうであったかはさておき)必要とあらばその協力も得られたであろう。その点で不安はない。
絶対的に見れば小型だが、PC向けデスクトップスピーカーとしては十分なサイズ。むしろこれ以上大きいとデスク上では邪魔。18万円弱という価格はセカンドシステム用としては高めにも思えるが、DYANUDIOクオリティ+アンプ内蔵と考えれば納得できる。
最後に少し意外なところでLUXMAN。「NeoClassico」シリーズはiPodと組み合わせての展示となっていた。
意外ではあったが、真空管アンプを核としたシステムの魅力をカジュアルなスタイルで伝えようという同シリーズの狙いからすれば、それを端的に象徴する展示でもある。そして実際、見た目にもしっくり来る組み合わせだった。
(高橋敦)
「それってオーディオショウで展示するようなものなの?」と違和感を覚える方もいるかもしれないが、オーディオの入り口としての役割は期待できるし、オーディオファンのセカンドシステムとしても魅力的だ。軽くでもチェックしておいてはいかがだろうか。
まずこの分野ではBOSEを見逃すわけにはいかない。先日発表されたばかりの新製品「M2」と「Sound Dock Portable」が展示されている。M2はノートPC、Sound DockはもちろんiPodとの組み合わせだ。
M2は好評のM3からバッテリー駆動機能を省略して価格を下げたモデル。PCとの合わせての据え置き利用ならバッテリー駆動は不要なので、単純にお買い得だ。
一方SoundDockは「Portable」の名前からもわかるように携帯性を増した。小型化を進めると同時に、こちらは逆にバッテリー駆動にも対応したのだ。充電式なので経済的にも環境的にも優しい。
さらにもう一歩本格的な(オーディオに踏み込んだ)音を望む方には、DYNAUDIO JAPANブースに展示されているデスクトップスピーカー「MC15」がおすすめ。
アンプ内蔵スピーカーは同社初だが、関連ブランドのDynaudio Acousticはアンプ内蔵の小型モニタースピーカーで好評を博している。(実際にどうであったかはさておき)必要とあらばその協力も得られたであろう。その点で不安はない。
絶対的に見れば小型だが、PC向けデスクトップスピーカーとしては十分なサイズ。むしろこれ以上大きいとデスク上では邪魔。18万円弱という価格はセカンドシステム用としては高めにも思えるが、DYANUDIOクオリティ+アンプ内蔵と考えれば納得できる。
最後に少し意外なところでLUXMAN。「NeoClassico」シリーズはiPodと組み合わせての展示となっていた。
意外ではあったが、真空管アンプを核としたシステムの魅力をカジュアルなスタイルで伝えようという同シリーズの狙いからすれば、それを端的に象徴する展示でもある。そして実際、見た目にもしっくり来る組み合わせだった。
(高橋敦)